
今年も無事に、オースティン・マラソン42.195km完走~!
ゴール時のアナウンス。
昨年は「***!(私の名前) She will say ヤッタ~!」。
今年は「***!(私の名前) オメデトウゴザイマ~ス!(日本語で)」だった。
(この大会のディレクター、日本に何度か大会視察に出かけたりしていて、親日家。)
本日のピンズも「本日のTシャツ」に戻って、オースティン・マラソン参加記念Tシャツ。
これは女性用カット。男性用はいわゆる普通のカット。
前面プリントは、実際に走るコースマップが描かれている。
この記念シャツはゼッケンと一緒にレース前に手渡されたもの。
過去7年、ゴールで完走Tシャツが渡されていたのだが、今年は完走Tシャツが無くなったと知ったのは一昨日。
Tシャツマニア、特に42kmを走った者しか手にできない完走Tシャツは私にとってはマラソン完走の大きなモチベーション。
知っていてエントリーしたならまだしも、直前になってないことを知ったのは、かなりショック。
ゴールで手にしたのは、ずっしり重みのある完走メダルと・・・


(右上は、オースティンに銅像のたつ、スティーブ・レイボーンのギターを弾く姿に違いない)
シリコン製のカップ、シリピント。


う~ん・・・
完走Tシャツがなくなって変わりに、コレ?
特に「FINISHER」の文字が入っているでもなくいし、陶器やグラス製のカップに比べてチープ感。
個人的には、やっぱりガッカリ。
マラソン後は息子のラクロスシーズン第5戦の応援観戦へ。

マラソン後でボロボロな状態かと思いきや、意外に筋肉痛や疲労感がない。
と楽勝気分で、試合をビデオ撮影していたら・・・
あれ?
カメラを持った手が、何度も勝手に90度くらいサイドに回転してしまう。
筋肉がつっているとか、筋肉が動いているという感覚が待ったくなしに、勝手に手がプルンと動いてしまう異様な状態にびっくり。
何だろう、コレ。
腕の筋肉中のグリコーゲンも使い果たしたとか、もしくは脳のエネルギーも使い果たして、指令の出ていない筋肉の動きが起こってしまうとか???
自分の意思もなく、グルン、グルン動く手は不気味ながらも、笑えた。
そういえば、初マラソンをニューヨークで走った時、「ゴールのセントラル・パークからホテルまでは、何人かでまとまって向かってください。42kmを走ったあとの状態は頭の働きも疲労していて小学生並みになると考えて、決して一人で行動しないでください。」と言われた。
確かに、思考力も疲労の影響は受けるかもしれない。
でも、じゃあ完走後自分で運転して帰るのって、危ないって事になってしまうよなあ~。
まあ、とにかく、今年も42.195kmをゴールできた健康を祝福。
これでフルマラソンは、29回目の完走(オースティン・マラソンは9回目)。
今回、一番印象に残った応援の一言は、スタートから合同で走ってきたフルとハーフのランナーが、11マイルあたりでコースを別れる時。
毎回、フルよりもハーフのランナーのほうが多く、ここで急に周りのランナーの数が淋しくなる。
ああ、ハーフの人たちはもうすぐ終わりなのにフルはまだ半分にも達していないと、気分的には辛く感じる。
今日、その分岐点でハーフ側のランナーから大声で声援が飛んできた。「Good Luck,Marathoners!」(日本では長距離走の代名詞としてマラソンという呼び名が使われるが、英語でマラソンというのは42.195kmでしか使わない)
もうすぐゴールのハーフランナーが、先の続くフルランナーに叫んだ一言が、妙に「そうよ、私はフルに挑戦するんだもんね!」という誇りと元気を与えてくれた。
今日の個人的、声援大賞は、あの一言に決定。
あ、息子のラクロスは今日も勝利で5連勝。
BGM「The Long Run」イーグルス
♪It's a long run・・・