
10年ほど前、ちょうどアメリカに引っ越してきた頃、夫がベジタリアン宣言した。
完璧なベジタリアンではなく、肉を食べない宣言と言ったほうが正しい。
魚介類や乳製品はOK。
卵も、白身のみを使った液体卵は使ってきた。
2種類を分けて調理するのも面倒だし、家では肉料理はやめた。
私と息子は、外では肉を食べているので、まあ、いいかと。
今週、夫が出張でいないので、無性に肉が食べたくなり、出かけた初日からポークの生姜焼きだのビーフシチューだの・・・久しぶりに肉料理。
(感謝祭のターキーなど、特別なときは肉料理してたけど。)
やっぱり、肉が使えると違う。
いつもは大豆で作られた「挽肉もどき」などで代用してミートソースやらタコスやら・・・を作るけれど、やっぱり味気ない。
ボソボソするし、肉から出る旨みがないと、ね。
と、草食夫の居ぬ間に肉三昧。
実はこの間、肉なしでメニューを考えるのが大変なのよ!と爆発した私。
きっかけは、肉なしに加えて、サウスビーチ・ダイエットを始めたいので、乳製品(チーズなど)ダメ、パンなし、パスタだめ・・・と言い出してきたこと。
肉なしには同調してきたけれど、これ以上使えるものが制限を受けては、毎日メニューに頭を痛めるどころでない。
それで今までの肉なしでも献立の幅が減って大変だったのにっ!と爆発したのだ。
「それはすまなかった。じゃあ君たちは肉食べなさい。僕は自分のものを自分で作るから」と、夫が突然買ってきたのが・・・
オーガニック牛挽肉(冷凍)。

いや、さあどうぞとこんなものを10個も買って来られても・・・
だからって、そうですかと肉料理作って夫のものを作らないというわけにもいかないでしょ。
で、結局「2種料理するのが面倒だから肉なしに統一」にループが戻ってきてしまう。
ありがたいけれど、どうするよ、冷凍庫でゴロゴロする牛挽肉の山・・・
本日のピンズは、ステーキ・ハウス「アウトバック」のピン。
BGM「シシカバブー」byゆず
♪こんがりとすっかり焦げた まるでシシカバブー