
息子の黒帯テスト日。
息子の道場では、13歳以下は大人とは別のプログラムになる。
今日は13歳以下部門の黒帯テスト。
大人の黒帯テストは、夫が受けた時に見ていて、かなりきつい内容なのは知っていた。
ジュニアの方も、毎年泣く子が出るほどだよと聞いていた。
テストを受けられるのは、帯の昇進を進んできて「赤帯」になったあと、規定のクラス受講数、規定のアシスタント指導時間数、トーナメント運営の手伝いの規定数、規定のトーナメントとセミナー参加数・・・などの条件を満たし、技、体力的、精神的に受験資格があると先生が判断してノミネートされた生徒。
今年は10人が受験となった。
上記の規定証明シートの他、赤帯期間(赤1段、赤2段、赤3段の期間で息子の場合1年10ヶ月)の毎日の練習日誌、学校の成績表、課題作文(「なぜ私は黒帯を授かるにふさわしいか」がお題)などをテスト開始前に提出。

(↑テスト開始前)
テスト内容も、道場によって違うけれど、ここのジュニア黒帯テストの内容は、
①縄跳び2分×3 (何回引っかかったか失敗数を申告)

②腕立て伏せ50回(50回終了時間を測定)

③腹筋50回 (50回終了時間を測定)

④シャドーボクシング3分×3(各回に何個の技を行ったかを測定)
<ビデオで撮っていたので、写真がない>
⑤各空手の技の審査
言われた業を単独披露~コンビネーションで言われた業を連続披露


⑥規定の「カタ」を4種

それ以外の「カタ」もできる子はそれも追加で審査
⑦筆記試験15分

ここまでで2時間。
そして続くのが
⑧1時間連続スパーリング(組み手)

これがテストのハイライト。
対戦相手をローテーションしながら、ぶっ続けで60分戦う。

まずは20分、大人黒帯、子供黒帯、そして来年受験する子供赤帯の10人が対戦相手としてローテーションしながらスパーリング。
次の20分は、テストを受けている10人で対戦相手をローテーションしながらスパーリング。
そして最後の20分は、大人黒帯相手にスパーリング。
その最後の5分は、対戦する大人は防御のみで、受験者は攻撃をし続けなければならないというふうになっている。
60分間戦い続ける体力と精神の持久力が試されるテスト。
途中、泣いた子もいた。

息子はというと、夏の間、一日中ラクロスなどでグランドを走り回っていたりしたので、楽勝だったよう。
「きつい」と聞いていた60分スパーリングも、笑顔で楽しそうにこなしている。
終了~。
全員最後まで戦い続けて、無事黒帯に昇進決定。

黒以外の帯テストは、合格するとその場で帯を巻いてもらうのだけど、黒帯だけは後日の「黒帯授与式」で授かる。
で、今日はテスト合格認定の黒テープが赤帯に巻かれる。

みんな黒帯昇進、おめでとう~!