
今日は息子の予防接種に出かける。
テキサス州は、キンダーで学校に入学する際に指定の予防接種を済ませている必要があるのだけれど、それに加えて、7年生に上がる際に追加で必要な予防接種がある。
この接種義務の規定が、今月改正になったばかり。
改定になった規定 では、7年生に入る際に
①「3種混合 」の最後の接種が5年以内でなければ、追加で接種を受けなければならない。
②水疱瘡 の接種を2回受けていなければならない。
③髄膜炎 の予防接種を受けていなければならない。
地元の学校にクリニックが出張で接種をしてくれるのが今日だったので、夏休みのイベントも終了し、学校が始まるのに少しあるというこの時期がベストだと考えて、この出張クリニックで受けさせることにしていた。
息子は3歳まで日本にいて、日本の基準 で接種し、記録が母子手帳に日本語で記録されているのがややこしい。
水疱瘡はすでに1回日本で受けている証明書を見せるのだけど、日付が、アメリカは月/日/年と書くのに日本は年/月/日で記入してあり、さらに年が平成で書かれているのだ。
それを説明し、息子が今日受けなければならない種類を確認する。
ややこしいうえに、とちゅうでアメリカの必須基準を満たすように追加したので、3種混合はすでに5回接種されていて、息子は普通より1回多く受けている。それでも「5年以内」ではないので6回目になってしまうけど、今回追加で接種が必要。
水疱瘡は日本で1回受けていて、今日が2回目。日本だと1回で良いのよね?
髄膜菌性髄膜炎は、日本では多分ない予防接種。
感染リスクの高いのが、10代以降で、大学寮生活を始めた新大学生や、軍に入ったばかりの新人などが上げられている。受けなければならないのは7年生に上がる前。
予防接種を受けるだけ~と、軽い気持ちで出かけたけれど、えらい混みよう。
予防接種を実際に受ける時間は2分たらず。そのために待ち時間が2時間ほどかかった。
どうも、待ち時間が一番長い時に受付に到着したという最悪のタイミングだったように思う。
まあ、待ちつかれたけれど、必要な接種をが終了したので、とりあえず、よし。
これをやっておかないと、学校側から登校拒否されるからね。
本日のTシャツは、ハワイのフルムーンHASHのTシャツ。
おしりを出しているイラストだけど、予防接種はおしりではなく、上腕部に注射でした。
ちなみに、アメリカに住むことになった日本人がよく引っかかる問題が、結核の予防接種の違い。
結核のツベルクリン 反応で陰性となると、日本ではBCGを受けて陽性に転換させないといけないのが決まり。
つまり、日本人は結核検査をすると全員陽性反応を示すことになる。
アメリカではBCG接種というのがないので、ツベルクリン反応は陰性にならねばならない。
子供が学校に通う際だけでなく、父母がボランティアでお手伝いする際も、結核でない証拠を提出しなければならず、陽性が出てしまう日本人は、なぜ陽性なのか日本の予防接種システムを説明しなければならないので面倒。
日本でBCGを受けた息子には、将来、陽性が問題視されたら説明するように、「日本の規定で接種したあなたは陽性がでるからその時はこう説明しなさい」と、今日ついでに教えておいた。