04 ジュニア・ディロ・キッズ・ラン T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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忌野清志郎さんが他界された。
やっぱり、淋しい。

清志郎さんの歌で、私が最初に出会ったのは、NHK「ステージ101」で歌われた「きみかわいいね 」や「僕の好きな先生 」だった。
「僕の好きな先生」もだが「トランジスタ・ラジオ」など、私が高校生だった時代の風景のテイストが鮮やかにこめられている。

「僕の好きな先生」は、高校時代の美術のI先生を彷彿とさせる。
I先生がタバコを吸われていたかは疑問だが、穏やかな態度で生徒を指導する姿がこの歌に重なる。

という私、高校3年の選択授業で美術大学受験用クラスを選択していた。
美大を目指す生徒向けなので、選択した生徒は5人くらい。それだけの少数人数のクラスを設けていた母校って、すごいかも、と今思う。
I先生は、受験に向けてカラーリングやデッサンなどをほぼ個人指導に近い形で、希望大学の合格傾向なども踏まえて丁寧な指導を、穏やかな笑顔でされていた。

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なのに・・・
美大志望クラスを「一応」選択した私は、分子生物学にも引かれていて(そちら系統の受験に必要な生物のクラスも選択していて、この辺がいかにも、中途半端。)「絶対美大に」とは決めかねていて、そのうち「提出しても提出しなくてもいい」という課題は提出しなくなり、「志望校にそった指導」や「志望校のツテに挨拶しておいてあげましょう」というような流れになった時点で、志望校が決められない私は挫折していった。

当時、絵を描いたりするのが好きだったが、美術からどのような道が実際にあるのか、はっきりイメージできずに進めなかった部分もある。
あの時、もっと視野が広くて、美術から進める仕事もいろいろある事がわかっていたら、志も違ってきたのかも知れないとちょっと悔やまれる。
それがあるから、息子にはできるだけ視野を広く見せてあげたいと常々思っている。
(が、息子ただいま「自分のしたいこと」を模索中。「みんなは何になりたいとはっきりしているのに」と、既にあせっていたりする。わかるなあ~。焦らなくて良いけど焦るよね。)

美大受験クラスを取りながら、フラフラしていた自分。I先生にも申し訳なかったな、と後になって思うが、残念なことにI先生も既に他界されてしまったらしい。

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「僕の好きな先生」もそうだが、「トランジスタ・ラジオ 」も、当時の高校生活の雰囲気をよみがえらせてくれる一曲。
私の母校は、勉学面では悪くない高校。それで生徒の行動にも信頼がされていたからか、校風は信じられないくらい自由だった。
朝、先生の都合で「休講」のクラスが掲示されていると、それがよそのクラスでも「休講~!」と喫茶店に直行する友人たちと「自主休講~!」と授業さぼり決定。
「トランジスタ・ラジオ」のように、屋上でラジオを聴いた何てこともあった。

楽しかったけど、悩むこともあり、ほろ苦い青春のBGMでもある清志郎さんの曲たち。

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ガンから復活されたあとの清志郎さんの姿もTVで観ていたのに、突然のニュースに驚き、淋しい。
今日はRCサクセションや清志郎さんのソロCDを聴こう。

テキサスから、さようなら忌野清志郎さん。

本日のTシャツは、子供のアートが使われた、04年「キッズ・ジュニア・ディロRUN」の参加Tシャツ。
この頃のこの大会、毎回公募の子供たちの絵の中から選ばれたものがTシャツのデザインとして採用されていた。