
昨日の「CAP10K」走ってきました~。

何しろ「テキサスで最大の10km大会」というくらい参加者が多いので、駐車場に駐車できるまでが大変。
駐車場の最上階まで空きスポットを探してぐるぐるしてようやく見つかったあと、スタート地点近くのWCに直行。もちろんここでも長い列。
やっと準備OKでスタート地点の向かい、自分のゼッケン色(スタートごとにゼッケンの色が違う)の群集に混ざれた時にはすでにレースはスタートしていた。
ま、タイムを狙っているわけではないし、遅くスタートしても靴につけたコンピピュータチップでちゃんと実際のタイム計測が行われるので、ゆっくりスタートしてもいいや~、で、スタートラインを超えた時には計時時計は既にレーススタートから5分経過していた。
スタート直前から雨が降り出したが、寒くなければ雨は大歓迎。のどが乾燥しないので走りやすい。濡れるのも、雨でなくてもどうせ汗ダクになるのだから、むしろ雨に流された方が気持ち良い。
雨のせいでもないのだろうけど、今年は仮装ランナーをあまり目にしなかった。
スポンサー企業が毎年仮装コンテストを行うのだが、今年はテーマが決まっていて「地球にやさしい緑」をテーマにしたものだけが入賞対象になる。
私も、緑のアルマジロや、緑の風船をたくさんつけた人や、スーパーの袋をい~っぱい使った仮装の人たちを目にした。でも、テーマがない方がユニークな仮装がみられたかもなあ~。
10kmはいつも走っているので、完走してもまああたりまえといえばあたりまえで、達成感はとくにない。多くのランナーと一緒にお祭り騒ぎで楽しみたいから、この大会は毎年参加するのだけど。
ゴール後、会場でしばしのんびりしたあと、帰ろうかとゴール地点付近を通りかかった時、「みなさん!ゴールにご注目ください!」というアナウンスが。
最高年齢97歳の方がゴールされるところだった。昨年、スタートに遅れたあと、すぐにこの方に追いついてお目にかかったのだが、今年は大会側が特別配慮で、彼だけを1時間繰り上げスタートさせたのだそうだ。
そういう融通が利かせられるのは良いなあ。昨年この方はスタート後ずっと他のランナーのいないコースを歩き続けたのが、今年は、多くのランナーが彼を追い越し、彼の後ろにもまだたくさんのランナー(ウォーカー)がいる華やかな状態で大会を楽しめたに違いない。
報道では、最終ゴールのランナー達にもスポットをあてていた。
50代の女性達は「途中でスターバックスに寄ったら時間がかかっちゃって・・」、40代の男性は昨年大きな外科手術を受け車椅子生活が続き「2度と歩けないかも」と言われていたのを見事に克服してゴール、30代のグループはipodを手にコースを進みながら随時ブログを更新しながら大会を満喫(20ドル紙幣をシャツに安全ピンでとめ「マルガリータ用」に用意していたが使わなかったとの事)。
レースの先頭では、オリンピックを狙う20代の男性、トライアスロンでも活躍する(ハワイアイアンマンで2位)女性が優勝を飾り、レースの最後尾では、一味違ったそれぞれのドラマが展開されているのだ。
ランナーそれぞれの10km。
それにしても97才の男性、この大会に参加を始めたのが71才の時なのだそうだ。
ご健康、あやかりたいと思いつつ、ゴール地点で拍手で祝福させていただいた。
本日のTシャツは、この「CAPITOL 10,000」の03年の参加Tシャツ。
この年のアルマジロ・デザインが一番早く走っているな~。