
本日のTシャツは、今日3月27日の日付の入ったカレンダー・シリーズで、88年の「CAPITOL 10,000」10km大会のシャツ。
このCAP10Kの大会スポンサーは、シャツの背中にも書かれた「オースティン・アメリカン・ステイツマン 」というオースティンのローカル新聞社。そういう訳で、前面のプリントでアルマジロ が新聞を読んでいる。
この新聞社の社屋は、オースティンの観光スポットのひとつ。

といっても、新聞社自体が観光対象ではない。
ステイツマン本社のすぐ近くにある橋の下には、都市部においては世界最大といわれるコウモリのコロニーがある。それで、新聞社ビル外には「コウモリ鑑賞エリア」がもうけられているのだ。
冬の間は越冬のために南に移住するらしいが、3月中旬から11月の頭くらいまでの期間、夕刻になると橋の下に住む膨大な数のコウモリが活動に一斉に飛び立つ姿を、この新聞社横で見る事が出来るのだ。(ベスト期間は7~8月)
コウモリ が見られる期間には、何時頃にコウモリたちが飛び立つか「コウモリ情報」がでるので、その時間に合わせて、橋の周りに人々が集まってくる。
まだかまだかと待っていると、突然、橋の下からコウモリたちがドドド~と飛び出してくる・・・
というのを聞いて、絵に描かれたコウモリのような、羽のとんがったのとかが見えるのかと期待していたら・・・
始まった~で目に入って来たのは、ススのようなふわふわした黒い紙切れのようなものがとめどもなく飛んでいくというような光景。
ひえ~!こまかい!フワフワして見えるのは、想像していたのと何だか全然違う~。

コウモリたちは、ほとんどが同方向に川の流れのように飛び去っていく。
飛び去っていったら、本日のコウモリ鑑賞終了~。
この「コウモリが見られる」というのが、オースティンの観光の目玉の一つとなっているので期待もあった分、あ、こんなもんですか~というのが正直最初に見た時の印象だった。
もっとコウモリの細部がマジマジ見えるのかと想像していたので。
それでも、コレだけの数のコウモリが一斉に見られる 場所は他にはそうないであろう。とにかくその数は圧巻。これだけのコウモリが、昼間は橋の下に潜んでいるというのがとにかく驚き。
オースティン訪問に際には一見の価値はあり。
で、この橋の下、昼間は散歩もできる道が通っているのだけど、なんだか独特な匂いが漂っていた。
う~ん、やっぱりコウモリも生き物だしね。。。