あれ以来、半年の時間が過ぎました。


半年と言うと、長い時間なのに…
私はあの日から時間が止まったままでした。



決して元には戻らないけれど、
なんとかこの言葉を掛けてあげられる日が年内にやってきそうです。



「おかえりなさい」



リハビリも順調に…
年内には帰ってきてもらえるかもしれません。



ただ、誰のせいでもないです。


でも、私の時間は止まったままです、今も。



あの日、あの瞬間の記憶が鮮明に焼き付いて

私の時間を自分で止めてしまいました。



弱い私は自分に呑み込まれ、
自分に負けてしまったのだと思っています。



「おかえりなさい」を言える日になるまでに

私もしっかり自分の両足で地に付かないと。




「うつ」



一番自分には遠い文字だと思ってました。



今の私の敵。

こればかりは誰も倒せない。



弱い私はうつを呼んでしまったようです。


現在治療半年。



ゆっくり進んでいきます。



自分で受け入れるために
書かせてもらいました。



更新も、ペタンコも、

ブログ訪問も、ストップしています。



今月の連休明けに、会社で作業者が大きな怪我をしました。

とてもとても大きな怪我で、今もまだ入院中です。


10年以上のベテラン作業者の想定外な事故で、

あまりにも衝撃が大きく・・・言葉がまだ出ません。



利き手の指先・・・・4本。

これ以上は控えておきます。




主人は毎日、病院に通っています。

手術の日は10時間、病院で付き添っていました。



何をしていても思い出します。

思い出して涙が流れます。


でも、日常の生活をしている自分もいて、

笑顔はなくしたけれど全ていつもの生活をしている自分がいて、

それがたまらなく許せない自分がいて、




私たちの会社で、私たちの仕事をしてくれる人、

大きな取り返しの無い怪我を負わせてしまいました。



普通に生活することが怖くなりました。


どこにどんな危険があるのか、、、全部が怖くなりました。



それから、どうしたら笑えるのか考えてしまう。

でも、笑顔になるなんていいのか悩んでしまう。


「ママ、笑って?」

子供に言われても返事も出来ない。






少し。休養します。

心の休養。






サクラのピンクがキレイになりました。



小学校でも、保育園でも、

新しい子供達が期待と不安いっぱいの表情。


今しか見れないそんな子供たちの顔が大好き。

知らない子供でもついつい、頭を撫でちゃいます。





お兄ちゃんも2年生。

黄色い帽子と黄色いランドセルカバーを外しました。

黄色は1年生の印。


真っ黒だけの背中を毎朝見送るたびに

「大きくなったな」って、胸がキュっとなる。


1年前は何度も振り返りながら学校へ行っていたのに

今では1度だけする「バイバイ」が少し寂しいな。





チビすけも年中さん。

園服になりました。・・・と言ってもジャージです。

毎朝嬉しそうに着替えて身支度。

寝癖も気になるようになったみたい。


そんなチビすけ。

進級と一緒に寂しいお別れを経験して成長しました。



年少さんでお世話になった先生。

チビすけが大好きになった先生。

4月の始めに保育園に行くと居なくなっていました。


先生は3月中は転任のことを保護者に言えません。

4月に居ないことで初めて保護者は知るんです。



とてもとてもお世話になりました。



「ママと先生、どっちも好きでえらべない」

って、チビすけが先生のこと本当に大好きになったから

チョットだけ先生にヤキモチやいたりしたママ。


病気でお休みすると「先生に会いたいよ」って。

週末になると「先生に会えなくて寂しいよ」って。


我が家では1年間、先生の話がいっぱい。


チビすけに心で接してくれていた先生を

パパもママもお兄ちゃんもみんな大好きになりました。



でも、先生はよその幼稚園に転任していました。

先生の姿をキョロキョロ探していたチビすけ。


担任じゃなくなっても同じ保育園だから

また会えるって思ってから・・・

ママもちゃんとご挨拶もできなかった。



「先生はどこに行ったのかな。さみしいな。」

年中さんの初めての日が終わる夜、

チビすけがお風呂で言いました。


そうだよね。

ママより、チビのがずっとずっと・・・寂しいよね。



次の日、いつもより少し早めに家を出たママとチビすけ。

転任した先の幼稚園に向かいました。


同じ町内での移動だからそんなに遠くない。

保育園で先生に会えなくても

「ここが先生のいる場所」

と、チビすけに教えてあげたくて。



離れて車を停めて少しお散歩しました。

遠くからでもすぐ分かる。

先生のオダンゴヘアーが幼稚園の園庭に見えました。



「ほら、先生いるね。

先生ね、今度はここの先生になったんだよ。

ここで新しいお友達の先生をするんだよ。」




黙って先生を見ていたチビすけ。

大きな瞳が寂しげに揺れました。




園庭のお花に水をあげていた先生が気づいて

大きく手を振ってくれました。


慌ててフェンスによじ登っていくチビすけ。


先生はすぐに外に出てきてくれました。



「おいで」

って、先生は笑顔で言って大きく両手を広げて。



先生目掛けてチビすけは猛ダッシュ。

ママの手を振り払って・・・先生に飛び込んだ。

きっともう、最後のギューだね。

チビすけは言葉は無かったけどしがみついてた。



ママも先生にありがとうを言えたよ。

お世話になったお礼が何も出来ないから

ママ、夜に先生へお弁当袋とコップ袋を作ったの。


「使わせてもらいながら毎日思い出します」

って、先生の言葉に泣いちゃった。







「先生に会えて嬉しかったよ。

ギューってしてくれて嬉しかった。

本当は先生が他のお友達の先生になるのは寂しいな。」


最後に先生にギューしてもらった日、

お風呂でチビすけは言いました。



「さよなら」を経験したチビすけ。

凄く凄く、凛々しい顔つきになりました。





もしかしたら

チビすけの初恋なのかもしれない。




いつもダッコされるたびに先生にチューしてたんだって。

ダッコされると嬉しくっていいにおいがしたんだって。

やっぱり今もママと先生、どっちか選べないんだって。



凛々しくなったチビすけが

そんなこと言うから・・・・

ほら・・・ママ、やっぱり・・・ヤキモチやいちゃうよ。




先生、ありがとう。



チビすけとママの心に居る先生は

きっと、ずっとずーっと、甘酸っぱいね。