去年、息子とお友だちと爬虫類イベントに行ってから、私も爬虫類が平気になりました。
平気どころか、レオパードゲッコーが可愛くなっちゃって、飼う?なんて息子と盛り上がったけれど、
コオロギの生体がエサってところがやっぱり受け入れられなかった。
コオロギは平気なんだけど、生体を食べるってところが...
動物園やペットショップで見ている分には平気なんだけどなあ。
飼育員経験のあるお友だちに、イグアナなら草食って聞いたけれど大きすぎる。
そして、ヒーターとか照明とか、結構神経使うんだなと知って断念。
電気代がかさみそうで、爬虫類を飼っている人はお金持ちに違いない、と息子。
あれから約1年、爬虫類の可愛さをすっかり忘れていましたが、庭でヤモリに出会いました。
朽ちた枯葉かと思ってピンセットで摘んだらササッと反応、擬態していたニホンヤモリ。
体長7〜8cmくらいかな。
野生で見かけたことがある中ではダントツに小さくて可愛い。
観察したら逃すつもりで息子と捕獲したけれど、小さな手やチョコチョコ走る姿に愛着。
エサを必死に探して、数日後に息子が友だちと見つけてきたコオロギをパクリ。
不思議なもので苦手意識は消えていて、頑張って食べようね!と息子の横で応援する私。
ゆっくりゆっくりコオロギが見えなくなっていき、完食しました。
途中でポトっと落ちた片脚にはギョエっとしたけれど。
2〜3週間、食べない個体もいるらしい中、まずは食べてくれたことに安心し、飼うことを決心しました。
ダイソーの飼育ケースの一番大きなサイズへ引っ越し。
イナゴよりちょっと大きいぐらい。
が、数日後の朝、ヤモちゃんがいない!
水滴をつけてあげたときに蓋の閉め方が甘かったらしくて私のせい。
小さな子だから絶望。
ペットとして育っているヤモリでも、慣れはするけれどなつかないらしい。
脱走して数ヶ月後に戻ってくる子もいるみたいだけど、捕まえて1週間未満の野生じゃ無理だな。
夜に思いがけない場所で見つかった、なんてこともあるらしいけれど、予測不能でたぶん無理。
せめて外に逃げ出して生き延びて、って願おうか。
ひたすら検索して捜索しては諦める、そんなヤキモキした1日でしたが、帰宅するとまさか。
飼育ケースの壁に張り付くヤモちゃん!
息子も私も、おかえり〜!エライねぇ!と大興奮だったけれど、よく考えたらそんなわけがない。
朝、確実に蓋をカチッと閉めておいたから。
息子も私も、脱走したって思い込んでいるから見つからなかったんだと思う。
おそらく、この三角の中にいました。
脱走疑惑の後はいつもここにいて、ひっくり返しても出てこない。
オンブバッタもクモも食べないヤモちゃん。
やっぱりヨーロッパイエコオロギを買うしかないのかな。
カルシウムの粉末をまぶしてあげないと、くる病になっちゃうみたい。
エサと飼育環境のことを、専門店のお兄さんに相談してこようと思います。