■第52回 活動記録
Ⅰ実施日:2018年12月16日(日)
Ⅱ実施場所
セッション実施場所:千葉中央コミュニティセンター
Ⅲ活動内容
セッション
Ⅳ参加者 計19名
乙、量産型小市民、lamancha、ガリュー、陸、あやこ、朧龍、NH、如月テンマ、キョウタ、コードウ、グェン、印南、ミヤ、なっくる、天野雀、tom,奈伎良、nino
Ⅴ活動内容詳細
以下4卓にて実施。
第1卓「モノトーンミュージアムRPG」 GM:印南さん
今回のモノトーンミュージアムは、経験1回の方が2人。
個人的にロールプレイ多めのシステムは、
シナリオは、公式シナリオのSSSに掲載されている「
公式シナリオなのでネタバレ回避しつつ書いて行きます。
【PC紹介】
・PC1:グレース(17才、女)/使用サンプル名:
商いの国で暮らす日陰者。
明るく真っ直ぐな性格で、なぜ日陰者をやっているのか不明(笑)
今回は、良かれと思ってした事がとんでもない事態に。
・PC2:フレッチャー(27才、男)/使用サンプル名:
諸国漫遊の旅人。
様々な国や地域を旅してるが、残念な事に記憶が無い(笑)
そして、賞金首。
キミは何をしでかしたんだ!?(笑)
・PC3:アーロン(9才、男)/使用サンプル名:小さな英雄/
商いの国の住人。
車椅子生活の姉を持つ。2人で店を切り盛りしている。
しっかりした言動からは、とても9才の子供とは思えない(笑)
今回は、年上のPCを諭す場面も。
【セッション編】
シナリオ内容の詳細は、割愛。
今回もフルスクラッチは無しで、
先日発売された、フォリトゥーラに掲載された2.
他にも新規サンプルキャラクターが沢山追加されました。
ライフパスをROCで決め、いざ開始!
NPCとのキャッチボールが肝要ですし、
すなわち、ゆったりとロールプレイが出来る!素晴らしい!
進行ものんびり。
でも、今月は終了後に有志で忘年会があり、
PC同士の熱い掛け合いが良かった♪
それでも、大分余裕を持ってクライマックスへ突入。
無事にBOSSを倒し、シナリオの目的は無事に達成。
これぞ正に、めでたしめでたし♪
経験点の精算をして無事に終了。
【GMから】
MVPは、主役のグレースでしょう!
積極的にシナリオへ関わる姿勢は、非常に好感が持てて、
いじられキャラとしても非常に優秀で、
ヒロインと同性、同年代のキャラクターは、
OP以外は、大体ろくな目に合っていませんでしたね!(笑)
日陰者のBOSSに正面から対峙してくれたのは、良かった!
熱いキャラクターでした。
PLの奈伎良さんは、質問をドンドンしてくれたので、
疑問を残したまま、後で聞かれるという状況も多いので、
フレッチャーはシナリオヒロインとの関わりは薄い。
その代わりに、別の濃いNPCがつきます。
クランのロールプレイは、意識して“喧しく”してみました(笑)
ガッチリ絡んでくれましたが、
PLのハヂメさんには、
ありがとうございました。
アーロンは、PC達のまとめ役みたいな立ち位置でしたね!
1番年下なのに(笑)
データの管理も抜群で、他のSRSとの違いを説明し、
これは、PCがと言うより、
ロールプレイも、変更されるデータに合わせて都度変えてくれて、
義理の姉が本当の家族になったから儚い恋心は終わって、
非常に濃いセッションで、GMとしては大満足でした。
プレイヤーの皆様、ありがとうございました!
また是非とも、同卓してやって下さい。
第2卓「禁書封印譚 ブラインド・ミトスRPG」 GM:あやこさん
○シナリオ
第1話「新たなる時代の導き手」
アルステラシティで開催される街歩きイベントにやってきたPC達。
しかしそこで事件は起こった!
そこに現れた謎の組織「スペリオール・スターズ・ソサエティ(通称・SSS)」のメンバー、相楽朔太郎。
彼は一体何者なのか?
第2話「深遠なる芸術の使い手」
最近、カリスマ的人気を誇るヴァイオリニスト・桜庭天音のリサイタルにやって来たPC達。
しかし再び事件は起こった!
そこに現れた、これまた謎の組織「アーケイン・アーツ・アソシエイション(通称・AAA)」のメンバー、アンドレア・アドラー。
彼女は一体何者なのか?
第3話「大いなる楽園を求めて」
アルステラシティ出身の作家の新刊発売イベントにやって来たPC達。
しかし、またしても事件は起こった!
この街の「魔法使い」を巡って、衝突するSSSとAAAの思惑。
果たして、彼等が求めるこの街の「魔法使い」の正体とは一体誰なのか?
おまけシナリオ「いとをかし!竜宮高校学園祭」
数々の有名人・著名人を輩出する名門「竜宮高校」の学園祭にやってきたPC達。
しかしこの学園は既に禁書領域に飲み込まれつつあった。
一体誰が禁書を持っているのだろうか?
PC達は学園祭を楽しみながら、禁書使いの「和田」と共に調査を開始するのであった。
○PC紹介
PC1:二ノ宮しおり(PL:Nino)
禁書タイトルは「レメゲトン」象徴体の名前は「デウス・エクス・マキナ」。
TBファイラーの養成校に通う学生にして占い師。
戦闘では、積極的に禁書能力や守護星を使っていたのが印象に残った。
PC2:ジョージ(PL:ガリュー)
禁書タイトルは「バスカヴィル家の犬」象徴体の名前は「ティンダロス」。
神話生物のような名を持つ名探偵の象徴体を召喚する、TBファイラーの男性。
今回自分が出目的な意味で一番心配していたのは言うまでもない。
PC3:ティラス(PL:ミヤ)
禁書タイトルは「群狼乱舞」象徴体の名前は「尾田信中」。
巻物から歴史上の偉人・尾田信中(※誤字ではない……らしい)の象徴体を召喚する、海外生まれの司書の男性。
たぶんその巻物、外国産の偽物だと思うよ。
PC4:城島拳四郎(PL:なっくる)
禁書タイトルは「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きているんだ!」象徴体の名前は「噂の名物刑事(織田裕二)」。
大企業・城島グループの御曹司にして、第50回活動の時に登場した、あの「城島憲一郎」の弟。あいつ弟いたのかよ。
禁書能力を生かした攻撃「御曹司パンチ」は今回も健在。
○感想
今回は、出目の偏りに定評のある、あのガリューさんが参加されるとの事で、「万が一汚染が上限の20まで溜まってしまったらどうしよう」と心配していたのだが、意外とそんな事は無かった。
のっけから汚染がモリモリ溜まった時はどうしようかと思ったのだが、不思議な事に10を超える事は無かった。何故だろう?まぁいいや。
また、今まで自分はどのTRPGのシステムでも、戦闘の処理が苦手だった為、
ブラインド・ミトスRPGでも、なるべく戦闘を避けるようなシナリオばかり作っていたのだが、今回は、積極的に戦闘を取り入れるようにしてみた。
その結果、PLの皆様にも更に楽しんで頂く事が出来たのではないだろうかと思っている。
こんなにTRPGの戦闘が楽しいと思えたのは、初めてかもしれない。
★総括
今回のキャンペーンのシナリオのテーマは、「禁書の力を悪用しようとする組織やNPCは存在するのか?」。
そして、サークル有志メンバーのアリアンロッドRPGのキャンペーンに参加していた方ならニヤリと出来るかもしれない、「あの人」の後日談。
(※ちなみに、第3話のタイトルの「大いなる楽園」を英訳すると、「グレートアルカディア」になる)
一度はお蔵入りになりかけたシナリオでしたが、どうにか完成させる事が出来てよかったです。
そして、もし自分が次回ブラインド・ミトスRPGをやる時は、そろそろPLで参加してみたいところ。
なっくるさん、GMは頼みましたよ。あなたなら出来る……はず!
第3卓「デッドラインヒーローズRPG」 GM:グェンさん
●クレジット
PC①:ファントム・ペイン(本名:トーマス・マクドガル/男/32才)
PL:HNさん オリジン:ジャスティカ
サバイバルナイフを武器とする隠密性に優れた常人種。
対峙するヴィランたちに「超人種は全て殺す」と宣言するクライム・ヒーロー。
敵に囲まれた時は「いえ、自分はただの一般人です」とシラを切ろうとするとぼけた面も。
本編では、運動能力や綿密な下調べを駆使して立ちはだかるチャレンジ判定を潜り抜け、
戦闘時には小刻みな隠密&アンブッシュで、姿を捉えられることなく、
取り巻きヴィランたちを片付けてゆく仕事人ムーブを見せます。
第一シナリオの終盤では「本気でオレを殺してみろ。善人面を剥いでやる」と迫るヴィランに対して、
自分の『弱さ』をヒーローの原点(オリジン)として、善悪の境界線を引いた場面が印象的です。
PC②:ザ・フェイス(本名:カゲヤマ・シゲル/男/28才)
PL:Tomさん オリジン:ミスティック
ヴィランから奪取した妖刀の力を用いて戦うミスティックヒーロー。
有事の際にはマスク&タイツのヒーロー衣装に(もちろん物陰や電話ボックスで!)着替えて
正体と恐怖心を隠しながら戦う、二重生活持ちの正統派。ランダム表で決まった名前も意味深。
妻帯者。ヴィラン事件で救出したのが馴れ初めということで夫人は裏の顔も知っている。
本編では、ヴィランの社会攻撃で大ダメージを受けて奥さんの命を狙われ、戦いに逡巡したり、
「また成功率が10%足りない!」という悲鳴がたびたび上がっていましたが、
リソースの大胆な――かつ、ライフの限界点ギリギリを見定めるクレバー!な――使い方で、
チャレンジ判定を払いつつ、自身を死の淵に追い込みながらも並みいる敵を一刀両断。
見事ラスボスにトドメを刺しました。まさしくデッドラインヒーロー!
PC③:ナインホーク・スリー(本名:サカキ・カズテル)
PL:如月テンマさん オリジン:テクノマンサー
自ら開発したマシンスーツを装着して戦うサカキ重工業の社長。
ランダム表で決まったヒーロー名は「マシンスーツのナインホークシリーズの三世代目」の意。
ヒ素顔と正体を公開しており、軍にも兵器を卸している社会的地位の高い技術系ヒーロー。
カメラやマスコミを前にしての堂々とした立ち振る舞いと守護者としてのセレブリティ、
私服の着流し(和パジャマ)姿でTV出演したりする奇矯さから、お茶の間の人気を集めてたり。
今回のヒーローメンバーは、他3人が世間の影に隠れ人知れず戦うタイプだったため、
ロール・データの両面で“社会信用度と経済力(クレジット)”の力を見せつけてくれました。
《不労所得》で絶えることのないリソースをふんだんに使った支援攻撃が光りました。
宇宙人のスパイ捜査官・ゴールドサーフをかばう場面も、カッコよかったです。
PC④:ウォッチャー・オブ・ローカスト(本名:レイ・シェン/男/年齢不詳・外見年齢は20代)
PL:コードウさん オリジン:ハービンジャー
故郷の世界が滅びたために地球にやってきた年齢不詳な異邦の仙人的ヒーロー。
「自分はあくまで“監視者(ウオッチャー)”じゃ」と、表舞台に立たず霧深い中国の山奥で、
隠れ料理屋を営んでいたが、G6の要請を受けて再び道着を纏って戦場に赴く。
あらゆる判定に適応できる万能型の能力値を生かし、チャレンジ判定時のロールプレイでは、
別世界観からやって来た格闘の達人という、現役ヒーローたちとはまた違ったスゴみを演出しつつ、
かつ「……新宿アルタ前とはどこじゃ?」と世俗に疎いアピールも忘れないハービンジャーの鏡!
捜査官・ゴールドサーフへの接し方は“武道の師父”のように、威厳を感じさせるモノでした。
●プレイログと所感
DLHプレイ経験者が多かった様子の今回のセッション。
1話目は基本ルールのサンプルシナリオ『12時間(4人用アレンジ版)』を回しました。
このシナリオは経験済みの方もいらっしゃったかもしれません。大筋はほぼ一本道でも、
ヒーローやポジションが変わると、雰囲気もだいぶ違って見えたのではないでしょうか?
ストイックだけどややズレたペイン。常識人ポジションのフェイス。
一歩引いた目線で現役ヒーローたちを見守るウォッチャー。
マスコミやヒーロー協会からの追及は社長(ナインホーク)が一身に受ける構図ができました。
・2話目-「ギャラクシークライシス!!」
映画版ファンタスティック・フォー(2007年版の方!)や宇宙忍者ゴームズを意識した内容。
ヒーローとヴィランの絶え間ない戦いが続く地球を見かねた宇宙警察がやってきて、
「池の水全部抜いて外来種を取り除く」ノリで、超人たちのパワーを吸い始めたので、
ヒーローチームが協力してこれを倒しに向かう!しかし、第1話目で協力者として登場していた
NPCヒーローが、実は宇宙人のスパイで………というのが大筋。
忘年会もあったので、6時終了で収まりやすいようPC登場シーン共有の
戦闘寄りシナリオを用意していましたが、1話目のEDを終えた時点で時間は午後二時ちょっと。
オフラインで遊ぶ場合、DLHは他システム以上にスムーズに進むシステムだったようです。
「時間あるならもう少しロールプレイのネタ振れたなぁ」という反省も……。
ただPC全員が常に同じシーンに揃っていたため「同じシチュエーションに遭遇したとき」の
それぞれのリアクションで、ヒーロー性の違いが現れていました。
(強者としての余裕でもって受け入れたり、突き放すタイプの優しさを見せたり)
戦闘バランスはかなり強めに設定していましたが、大胆な戦法が功を奏し、
無事キャラロストもなくエンディングにたどり着けました。
参加していただきありがとうございます、来年もよろしくお願いします!
第4卓「異界戦記カオスフレアSC」 GM:量産型小市民さん
また、活動後有志にて忘年会を実施。
(18/12/17 一時更新)
(18/12/18 一時更新)
(18/12/19 一時更新)
(18/12/21 一時更新)