第31回 活動記録   | 千葉市TRPGサークル 活動記録

千葉市TRPGサークル 活動記録

サークル活動記録です

■第31回 活動記録
 
Ⅰ実施日:2017年3月5日(日)
 
Ⅱ実施場所
 セッション実施場所:中央コミュニティーセンター
 
Ⅲ活動内容
 セッション

 サークルメンバー有志によるキャンペーンについての打合せ
 
Ⅳ参加者 計15名
 乙ハヂメ、美緒、量産型小市民、オガワン、TOTO、lamancha 、ガリュー、陸、吉野、さぁご、あやこ、皐月晴、朧竜、コトリ、茅
 
Ⅴ活動内容詳細
 セッション3卓実施。
 
詳細は下記の通り。
 
第1卓:「メタリックガーディアン」GM:量産型小市民さん

 

「戦場に落ちる涙」 プレイレポート


『今回予告』

ラーフ帝国との国境にある町・ヘリオスセブン。
しかし、この町はラーフの襲撃にあい壊滅する。

ラーフ帝国の支配域から脱すべく進むリンケージたち。
しかし、過酷な戦場は
一人の少女・クリスティナを追い詰める。
その戦いの果てには何があるのか。

 

メタリックガーディアンRPG
『戦場に落ちる涙』
 

鉄の腕(くろがねのかいな)で、闇を砕け! 

 


『PC紹介』

○PC1:日下部 千暁(16歳、女)  PL:あやこさん 
   搭乗ガーディアン:スーパー級ガーディアン「アヴェニール」
   
 「だめだよ、ここで逃げたって助かる保証はないじゃない!」
 「今できることを精いっぱいやって、いつか必ず文化祭をやるんだ!」
 
 ヘリオスセブンのごく平凡な女学生。
 ごく普通の生活を心から愛しており、
 特に近々開催予定だった文化祭を心待ちにしていた。
 
 しかし、その望みはラーフ帝国の襲撃によりもろくも崩れ去り、
 成り行きでガーディアン「アヴェニール」に同級生・クリスとともに搭乗することになる。
 クリスにともに逃げ出そうと誘われるも、
 「いま、できることをやらなければだめだ」と見事に彼女を説得し、
 ハザード博士率いるラーフ軍と最後まで戦い抜いた。
 
 最後は、平和なイヅモ地区へと移り住んでいった。
 必ず、移住先で文化祭を開催するのだと嬉しそうに語っていた。
 
 
○PC2:ラインハルト ディアス(26歳、男) PL:皐月晴さん
   搭乗ガーディアン:エンタープライズ級戦艦「ベルンシュタイン」
   
 「戦う覚悟がないまま戦場に立っても、邪魔なだけさ。」
 「ようこそ、このクソッタレな職場へ!」
 
 王族の出だが、その出自を感じさせない豪胆な性格のリンケージ。
 もともとはガーディアンのパイロットだったが、
 ヘリオスセブンへの襲撃により自分が最上級士官になったため、
 やむなくベルンシュタインの艦長となった。
 
 千暁に「戦場に立つかは君自身で決めていい」と大人な対応を見せ、
 潜入シーンではシャリクに「女性に潜入を任せるのは…」と気遣いを見せるなど
 (シャリクには「女をなめちゃいけないよ?」と言い返されていたが)
 要所要所でのまとめぶりが光っていた。
 
 最後は、正式にベルンシュタインの艦長に任命され、
 「向いてない」と悪態をつきつつも、それを引き受けることとなった。
 
 
○PC3:馬越 ケン(55歳、男) PL:さぁごさん
   搭乗ガーディアン:ディザスター級ガーディアン「超強襲型ガンタンク」
 
 「戦う、戦わないは自由だが…戦わずに後悔するということだけは、してほしくないな。」
 「俺は、金を稼ぐのが趣味になっちまった。」
 
 元、戦車乗りのフォーチュン所属傭兵。
 金を稼ぐために傭兵を続けている。
 
 ガーディアンには乗ったばかりで不慣れな様子を見せたが、
 それでもタンク型ガーディアンを乗りこなし、
 ハザード博士の繰り出す奈落獣に一歩も引かず、その持ち前の火力で立ち向かった。
 シャリクとの「あんた…まだ戦ってたのか?」から始まる大人同士の会話が印象深かった。
 
 最後は、仲間に別れも告げず、新たな戦場へと旅立っていった。
 
 
○PC4:シャリク ミュラ(60歳、女) PL:オガワンさん
   搭乗ガーディアン:ファンタズム級ミーレス「ラムダ」
   
 「また戦友が逝ったか…。まあ、よくあることさ。」
 「時代が私を必要としている限り、戦うよ。」
 
 元空軍所属の連邦軍部隊長。
 同じ部隊の仲間からは「マム」と呼ばれ慕われている。
 
 荒っぽく豪快な性格で、
 戦闘中も周囲のガレキを利用した防御など、玄人らしい戦い方が目立った。
 そのベテランとしての経験で部隊の皆を引っ張り、
 研究所への潜入シーンでもむしろ楽しそうな様子で千暁と共に研究所に忍び込んでいた。
 
 最後は、部隊の仲間と祝いの酒を飲み明かした。
 老後は南の島でモリ一本でクジラを取る余生を過ごすのだとか。
 
 
『GM感想』
今回は「機動戦士ガンダム」をオマージュ元にした戦場もののシナリオでしたが、
皆様自分のハンドアウトをよく理解し、
それぞれのロールプレイを非常にいきいきと演じてくださいました。
特に、戦場に突然巻き込まれた千暁とクリスに対し、
他の3人のPCが思い思いの言葉を投げかけていたシーンは
非常に印象深く、GMも参加していて楽しい時間を過ごさせていただきました。

3回用意した戦闘では、
お互いの射程やスキルを確認しあいながら抜群の連携で敵を掃討し、
危なげなく攻略をされていました。
あと、敵を一掃したとき・大ダメージを出した時のうれしそうな様子が
GMとしてもとてもうれしい光景でした。

皆様、改めて今回のセッション、ありがとうございました。
また皆様とゲームができる日を心待ちにしております。

 


第2卓「迷宮キングダム」GM:ガリューさん
 

シナリオ:「新組長誕生!」(「新王誕生!」より改題)

 

王国名:帝制路地裏合衆国

施設:賭場×2、駅、ギルド、牧場(ごんぎつね×5)

 

PC1:美緒さん

国王:「我らが」ココア

 セッション中に呼び名が姉御>若頭>組長と変化した国王。豊富なHPと高い回避により、雑魚の攻撃を無意味としました。

 

PC2:朧竜さん

僧侶:「果報は寝て待つ」クラウド

嫌いなものは弱い者とクスリな賭場在住の僧侶。宮廷に一度も致命傷表を振らせず、セッションを終えました。

 

PC3:吉野さん

ニンジャ:「当たるも八卦当たらぬも八卦の」フラスコ

 迷宮病に侵されHP8。だが、探索に加え才覚判定もこなす忍者。才覚判定13という超高難易度の判定に成功し、宮廷のHP半減を防ぎました。

PC4:lamanchaさん

騎士:「果報は寝て待つ」ヤプー

 配下を大量に引き連れた、自分探しの好きな騎士。【戦鎚】+【兵戈】による【外皮】貫通でガーゴイルを一撃で粉砕しました。

 

GM所感

新ジャンル『任侠ファンタジー』。ランダム表の結果、王宮がここまで見事な盛り場と化したのは素晴らしいの一言です。
楽しくGMをさせていただきました。皆さまにも楽しんでいただけていたら幸いです。またよろしくお願いいたします。

 

 

第3卓:「クトゥルフ神話TRPG」GM:乙

 

シナリオ『無原罪の罪』(作・内山靖二郎)
 


【あらすじ】

探索者は、野中祥子と知り合いや関係者です。
彼女は大学に通っているごく普通の女子大生です。

 

ある日、彼女の父親・野中英男が何者かに殺される事件が起こります。
英男は以前から遺言状を準備していたのですが、
その内容は大変奇妙なものでした。
祥子は不思議な遺言書に疑問を持ち、探索者に相談を持ちかけます。

 

皆さんは祥子の依頼を受け、
遺言書に秘められた謎を追うことになります。

 


【PC紹介】
PC①:間 黒子(34歳・女性) PL:陸さん

 

フリーランスの外科医。それって何処のドクターX?

 

奇っ怪な事件現場に残された遺失物をちゃっかり横領したせいで
夜な夜な悪夢と怪異現象に悩まされることになった困ったさん。
あと、怪我の治療に2回連続で失敗したので若干ヤブの疑いが掛けられている……

 

高い《医学》技能で情報分析はお手の物。
謎の究明に科学的見地からメンバーをサポートしてくれました。

 

とはいえ結構思いつきで動きがちの方のせいか、
憔悴している未亡人に遺産の話聞いたり、
敵役に啖呵切ってあわや一撃死になりかけたりと、
周囲をざわつかせるトラブルメイカーでもありましたw

 

 

PC②:東堂 冬彦(49歳・男性) PL:TOTOさん

 

なんでも数十年前にお兄さんが失踪したらしいよ?(第13回活動時、COC『其は何を映す瞳』参照)

 

メンバーが屯すカフェ&バーのマスター(料理人)。
みんなの為に労を惜しまぬ気のいいおじさん。

 

決して特出した能力は持っていなかった筈でしたが、
他メンバーが尖りすぎていたので、探索から肉体労働まで幅広く活躍した縁の下の力持ち。
最年長らしく、まとめ役でもありました!

 

処分し忘れた邪神像を店の前にオブジェとして置いてるとのことで。
たまに動くと噂になっているらしい。

 

 

PC③:英野 遠夜(19歳・男性) PL:コトリさん

 

乗馬部に所属する体育科の大学生。
カフェ巡りサークルに所属し、ヒロインとはそこ繋がり。

 

体育科だけあって肉体労働主体…の筈が。
メンバー随一の《目星》によって欠かせないがさ入れ要員に。

 

不定形生物に襲われまさかのショック状態になり、あわや死亡の危機ではありましたが。
女医の治療失敗というアクシデントはありつつも、
緊急撤退の後即夜間救急に担ぎ込まれなんとか一命を取り留めましたw

 

同い年のせいか最もヒロインを気遣う心優しい青年であり、
クライマックスでは《投擲》技能で大活躍してくださいました!

 

 

PC④:谷山 豊(21歳・男性) PL:茅さん

 

オカルト好きな文学部の大学生。
彼もまたカフェ巡りサークルに所属。

とはいえ、彼のモティベートは事件そのものの謎にあったような感じです。

 

メンバー随一の華奢で非力な彼でしたが、
《考古学》、《歴史》技能で女医とは別ベクトルによる
分析に活躍いただきました。


また、《写真術》を用いて別行動中のメンバーに分析を依頼する、
という発想はクレバーでしたね!

 

ま、そんなお得意の《写真術》で色々良からぬものを撮影しまくってしまいましたので……

現像してないからOK?さぁ、どうでしょうね……w

 

 

【KP所感】

まずは皆様、長時間&大ボリュームのシナリオにお付き合い頂きありがとうございました。

事件に対して積極的な態度を常に取ってくださいましたので、
マスタリングは非常に楽なものでした。
皆さんのご協力でスムーズに進行でき、
無事時間内に終了することが出来ました。
ありがとうございます。


さて、今回私が回しました『無原罪の罪』は、
本編中では明らかにならない謎がいくつも仕掛けられております。
PLとしてご参加されました方には、内山先生のサイトにて事件の背景を
一読することをオススメいたします。

狂気の魔術師の本当の目的とその動機、
隠れキリシタン信仰と日本神話の不可思議な混合伝承、
ヒルコの正体……、
それら全てが記されております故。

セッション中に断片的にしか手に入らない情報は、プレイヤーの責任では無く仕様です。
実際、内容としましては今回のシナリオの本筋ではなく、物語の深みを作るためのものですので。

とはいえ、A4用紙10枚分に匹敵するテキスト量の設定は読み応え抜群です。
お時間ある際、是非に。


※シナリオは内山先生のものを利用しておりますが、
 エネミーエンカウント時の処理やラウンド進行の処理を軽くするため微改変して運用しております。
 その点ご了承ください。


 
 (3/6一部更新)

(4/12l更新完了)