と言ってもウチのペットではない。


実は、お嬢のお友達にハリネズミを飼っている少女Kがいるのだが、彼女はたまに家に遊びに来る時に「彼」を同伴してわたしにも見せてくれる。

掌サイズのネズミさんだ。

針が背中にいっぱいの。

つぶらな瞳でとても可愛い。

この前、「さわってもいいよ」と言ってくれたので触ってみたところ、やっぱり針がとげとげしてて痛かった。

ペットショップでの価格帯は14000円~が相場のようだが、ネット上で見てみると

①懐かない

②夜煩い(夜行性だから)

③トイレを覚えない

という、なんともアレレな方のよう。


案の定、ウチに来てくれる子は、いっつもどこかぶるぶるしているように見えるので、きっと彼的には「なんで俺がこんな遠出をしなくちゃならんのだ」とか思ってるんだろーなと推測する。

ともあれ、見た目はなんともキュートだし個人的にはそういうレアなペットは楽しいので、連れて来てくれるのはいつでも大歓迎だ。



すると、ある日またお嬢がこう報告してきた。

「ママ、Kちゃんがまたペットを飼った」

と。

「へー。またハリネズミ?」

と聞いたところ

「ううん。今度はモモンガ」

との答え。




モ モ ン ガ 



---何故だ。

何故なんだKちゃん。

どうして、毎回そういうチョイス。

いや。いいんだけど。

個人的にはそのセンスとっても好きですけれども。

前回がハリネズミで今回はモモンガ。

共生しそうもない(もともと棲み分けというか環境が全然違うジャンル)のものたちを何故に選ぶのか。


先日、Kちゃんちに呼ばれて遊びに行ってきたお嬢に、とっても興味があったので

「どうだった」

と聞いたら

「空飛んでた」

との答え。


はー…。

そうでしょうね。



しかし、ももんがってどうやって飼うんでしょう。

ゲージが必要だろうとは想像しますが、きっと止まり木とかネットとか必要なんでしょうね。


ネットで検索したところ


①トイレの場所は決まっていない

②脱走に注意


などなど書いてありましたので、ハリネズミと同様いろいろ飼うのに大変そうだなあと思う次第。


でもいいや。

面白いから。


お嬢のその後の報告が楽しみな母でした。


またなにか飼って欲しいなー。

カメレオンとか。