10/17~10/19の日程で約17年ぶりに韓国に行ってまいりました。

今月はしょっぱなから台風18号、19号に襲われて、旅行当日の天気は「大丈夫か。本当に晴れるんだろうな」と週間天気予報を見るたびにつぶやいていたちばこです。

が!!
無事に日本に帰って来れたぞ、やっほー!!
天気もよかったし、飛行機も落ちなかったし最高だぜー!!

帰宅後、買ってきた土産を家族に分け与え、その後PCに座って電源を入れたら、いきなりYahooニュースに「北朝鮮と韓国の国境で銃撃戦」 という見出しを見て卒倒しそうになったけど、なんとか無事に帰り着いた~。
(いやいや、しかし、ちょうど仁川空港を飛び立って、約2時間後のお話ですよ、コレ)
なんといいますか、つくづく「持ってるな」と自らを自画自賛したい心持ちだね。

一緒に旅した親友のCちゃんは
飛行機に乗り込んだのに、未だに「大丈夫かなー落ちないかなー」と五月蝿いわたしに向かって
「大丈夫。ちばこちゃん。あたしが飛行機の周りに結界を張っているのでこれは絶対に落ちない。信じなさーい」
とよくわからない太鼓判を押してくれて、フライトの2時間の間中、びっしりヲタ話を繰り広げてくれたため、いつの間にか怖いことなんか忘れてしまっていたよ…。
内容はほとんど分からなかったが、ありがとうCちゃん。

…と、いうことで行ってきました。17年ぶりの海外旅行(たった2時間だけど。しかも沖縄の方が遠いけどな)!
韓国は今回で2度目です。
以前の時は、金浦空港までのフライトだったので、結構街中に降り立ったわけですが、今回は新しくできた仁川空港着でした。
一応、現地の添乗員のメンズがお迎えをしてくれて、ホテルまで付き添ってくれるんだけど、この彼がわたし好みでとてもありがたかったという話。一見、目立たない普通の顔立ちなんだけど、体はがっしりいていて、なにより腰から脚のラインが大変よろしい。多分、ラグビーかアメフトをしていたものと思われる(あくまで想像)。
前髪をワックスで固めてちょっと上に向かせているヘアスタイルがちょっと古臭いといえば古臭いんだけど。
気になったので
「ねえねえ、Cちゃん。あの添乗員さん、あの前髪は彼なりのファッションなのかしら、それとも寝癖かしら?」
と問いかけたところ
「あれはファッションだね。彼のこだわりだよ。ちばこちゃん」
と言われたので、
「まあ…。今時あの髪型…。でもいいわ。あの腰からのラインがとっても好みなんだけど」
と返したところ
「でも、あの顔立ちは地味じゃない?日本で言えばありふれた名前の人っぽい」
「あら。佐藤さんとか小林さんみたいな?」
「だね。”小林”だ。あれは小林顔だ」
と言うので。
以後、彼の名前は、わたし達の間では「小林」に決定してしまったという。
(ちなみに本名は「金(キム)さん」でした)

で小林くんに先導されて、ホテルに着いたのが夜の9時過ぎ。
成田の離陸が5時過ぎだったのですっかりおなかがすいていた我等は、ホテルに荷物を置いて地下鉄で夜の東大門まで移動しましたよ。




で、たどり着いたのが↑の焼き肉屋です。
こちらに到着したのが夜の10時。
もうねみーよと叫ぶわたしを引き摺るようにCちゃんが連れて行ってくれました。




オッパーがにこにこしながら焼き肉をはさみで切ってくれて、もんのすごく美味かった!
超美味!
超安い!

やっぱり本場もんは違うね。
ちばこの家では焼き肉が普段禁止されているので(カーテンに肉のにおいがつくからという理由で旦那から理不尽なルールを強要されていのだ)、ここぞとばかりに頂きました。
ものすごく美味しかったです。
いろいろ付け合せの小鉢も出てきたんだけど、全部美味かった!

オッパーに「写真とってもいい?」と聞いたら、とっても快く撮らせてくれて、こちらも嬉しかったぜ。
思うに国と国ではいろいろめんどくさいことになってるんだけど、個人と個人ならちゃんと気持ちは通じるんだよなあと思ったことでした。

食べ終わったのが11時。
ホテルに帰りついたのが0時。

おいおい。静岡を出たのが朝の7時なんだけどさー、と思いつつ、それでも地元の人に混じって地下鉄乗ったり焼き肉食ったりは大変楽しかったです。
3枚目の写真は泊まったホテルの最寄の地下鉄よ。

 

うーーん。
結構、日本並みに綺麗じゃね?と感心しましたとさ。


で。

韓国二日目のレポ。

Cちゃんと9時まで爆睡。
気がついたらすっかり日は上がっていてCちゃんと二人で驚愕する。

いやー、だってものすごく疲れてたみたいで、一度も起きることなく眠っちゃったんだもん。
夢も見ないで熟睡ですよ。
よっぽど飛行機がストレスだったと思われる<わたし。
やっぱ苦手だなー、飛行機。
昔『特攻野郎Aチーム』ってアメリカのドラマがあったけど、その中のコングも、あんなナリのくせに飛行機嫌いだったよな~と思ったり(<遠い目。知ってる人はいるのか?)。


で。
二日目はソウル経由でホンデ(弘大)のフリーマーケットをぶらつくことに。
こちらは弘大大学の近くで毎週土曜に行われるハンドメイドのフリーマーケットです。
若い情熱溢れる作家さん達が集まって、自分の作品を販売するところで、秋に定期的に開催される。
陶芸をやる人もいれば布小物を作る人もあり。
似顔絵を描いてくれる人もいれば、ハンコを作ってくれる人もいます。
今回の旅のメインイベントなのでしたvv


そんな訳で、ソウル駅を経由して空港線で弘大まで移動しました。
地下鉄の1号線~6号線というメインの路線じゃないので結構空いてて快適だったんですが。

---その中で会ったおばちゃん達に笑えた。
多分、仲良し4人組のおばちゃん達が小旅行してるんだと思うんだけど。
4人揃って座席に座った後、いきなりその中の一人が徐にカバンを開けては、中からとうもろこしを取り出して仲間全員に配り始めたんだよね。もろこし1本ずつ。
皮を向いては大きい声でおしゃべりしながら食べ始める。

「…どうしようCちゃん。おばちゃんたち、もろこし食ってるよ」

「げえ。出た!韓国のおばちゃん軍団。ちばこちゃん、わたしは韓国に来るたびに、韓国の美人の姉ちゃん達がどうしたらこう変貌するのか不思議で堪らないんだけど、どう思う?」

「こちらでは何歳以上はこの髪型でなくてはならぬという掟でもあったりして。でなければ、ここまでみんなが同じ髪型になる理由がわかんない」

「あの大仏ヘアに?だとしたらマジでセンス分からん。若い時はあんなに顔の造詣にこだわっといて年取ったらみんな同じようにあの髪型ってどういうこっちゃ」

それこそ知らんがな。
あーあ、でもおばちゃん達のフリーダムさはまだまだ続いている。

「Cちゃん、…もろこし食べ終わったらまた何か出しそうなんだけど」

「どんだけ食いもん持ってきてるんだって話だよ。あのカバンはドラえもんの四次元ポケットと繋がってたりすんのか」

「………、ひい!ありえない。そしてあれは、まさかのぶどうです!しかもでかいやつ!一房そのままっす!」

「ぶ ど う ?!せめて種無しだろうな!ここで種を吐き出すようなマネをしたらマジ殺す(暴言すみません)。ここで食うんじゃねえよ、○ソババア(お聞き苦しくてすみません)!フリーダムにも程があんだろ!」

向かいでこんな会話を繰り広げてるとは知らないおばちゃんたちはいたって平和そうにぶどうを食している。

「…あ、でもわたし、前にY(Cちゃんの娘)とソウル来た時、ああいうおばちゃんが席で栗を食べてた時に、おばちゃんから『食べるか』と10個くらい分けてもらって食べたことある…」

おめえもじゃねーか!C!

「食べ終わった殻を『この袋に入れろ』とごみも持っていってもらったなー」
いい人だったな。てへ。
と笑っているCちゃんに遠い目のわたし。


と言うわけで、あちらの方々はいたって呑気でフリーダムです。
山手線でこういうことをやったら、さぞかし白い目で見られるのだろうけど、今回は面白かったけど不快感は全くいだきませんでした。
お国柄なのかなー。
郷に入れば郷に従えといいますが、どこどこの国はまったく非常識だな、と見てしまうより、実際にその場にいって自分の目で見て判断した方がいいよなーと思った次第です。ハイ。


で、弘大駅に着いた我らの前に、高校生っぽい男子3人が固まってやってきて、それを無言で凝視していたCちゃんを見つけたので
「なに。あんたまさか男子3人の妄想ストーリーを思い描いていたんじゃないでしょうね」
と聞いたところ
「…焼きそば食ってた…」
とCちゃんが言ったので
「なんだって?」
と問い返したら、地下鉄のホームにエスカレーターで降りてきた男子3人がたった今湯切りをしたばかりと思われるカップ焼きそばを食べながら(一つを三人で)降りてきてたとのこと。

「…焼きそばの匂いが残っております…萌え~」
「分かった。妄想はあとでいくらでもしろ。まずは移動だ」



そんな調子でフリーマーケットへ行ったのでした。


↑左側の写真がフリマの様子。
↓がハングルで可愛いハンコを作っていたお二人。



Cちゃんはアジア圏ではハンコを必ず作ってもらうとのことで、英語だかハングルだか不明な言葉で注文してました。出来上がりのはんこはとっても可愛かったよ。



で、↑の湯のみみたいなネコちゃんカップは、わたしが購入しました。
黒猫と八割のネコちゃんズ。
作っているのは若いあんちゃんでした。

かわいい~♪と言ったら「ありがとございます」とテレていた。
いえいえ、こちらこそ可愛いカップをありがとう。
これからも頑張ってね。


二日目の旅はまだまだ続く!!