昨日のワンピを視聴して思ったこと。
ワンピの中のメンズになぜここまでトキメクのか考えた。
冒険野郎だから?かっこいいから?強いから?
多分、答えは「否」だ。
なぜかといえば、あの中に出てくるメンズは(特に麦わら一味は)強いだけでなく、愛情深いだけではなく、それよりなにより「知性」があるからだと思われる。
つまり、腕っぷしが強い男はいくらでもいるし、愛情がある男もたくさんいる。
でも力とか愛情を相手に押し付けるだけでは、下手をするとそれは暴力になる。
ただの押し付けといってもいい。
「知性」とは相手を思いやる才能だ。
自分の考えを相手に伝える時、どうすれば思いが伝わるか、相手を助けられるか、寄り添えるか。
その思いやる力があってこそ、愛情は初めてその形のまま相手に伝えることができる。
最近の起こる事件を見たり聞いたりするにつけ、そういうことが出来ない人間が増えていると思う。
相手の気持ちを想像することができない、そんなことを考えもしない、自分が間違っているのではと省みることもしない。
実際は男も女も関係ないことではあるけれど、こういうことは実体験がものをいう。
もしくは「自覚」と言ってもいい。
相手に自分を照らし合わせて自分をもう一度見つめなおす。そんなことをめんどくさがらずにできる人間でなければ、本当の愛情を相手に与えることはできないんだなあと思う。
昨日はしょっぱなからわたくし一押しのエースが散るところから始まった(なんでこっからなんだよ…!)。
何度観ても泣ける。
「やった、助かったのかエース!!」
そう歓喜した瞬間、弟を助ける為に自分の体を盾にして死んでいく。
ああ!
なんてカッコいいんだ!!
とりあえず某所にてワンピ内で好きな男子を聞いてみたところ
圧倒的に
1.ゾロ
2.サンジ
3.ロー
4.ルフィーの順だった。
おいおい、エースはどこだよ。
と一人で突っ込んだものの、まあサブキャラであることはバレバレだっただけにこういう順位になるのかとも納得はしている。
むしろ、周りと趣味がかぶってなくて安心したとも言えるが。
わたしはやはり、やるときはやる。
そして、きっちり仲間を守りきる、そんな男に心惹かれるのだった(二次元だけど)。
他にどんな男がいたっけか。
『ベルサイユのバラ』ではアラン。思わずオスカルといいそうになるくらい、オスカル様も好きだが。
『スラムダンク』では三井くん。
『ガラスの仮面』では社長。
『ルパンⅢ世』では次元。
『はいからさんが通る』では狼さんだ。
みんなサブキャラばっかだな(社長以外)。
…しかし。
思うに、子供時代から漫画ばっかり読んでたから、実体を持った異性になかなか興味を持てなかったのは痛かった。多分、独身生活が長かった理由はこの辺りにあると思う。もっと子供の頃からリアル世界の男をじっくり観察しておけば、自分の目も肥えてきただろうに。
とりあえず、うちのお嬢の好きなキャラは「チョッパー」だそうなので。
人ですらない。
…なんとかリアルの男に目が行くように、母として指導せねばならないだろうと密かに思っている次第だ。