本日、山田宏氏の講演会が行われました。@千葉大
大変に心響く講演でした。
その模様をレポートさせていただきます。
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直前に強い雨に見舞われ講演が危ぶまれましたが、
10時半スタートを見計らったように、雨が止んでくれました。
神様に感謝です。
講演は、『国難の時代にどう生きるか』をテーマにお話くださいました。
その中でも、
『好きなことを仕事にしよう』
このメッセージは多くの若者に強く響いたのではないでしょうか。
今の国難にあって、先行きがわからない。
本当に就職できるのだろうか。
どんな仕事をしたらよいのだろうか。
若者は今、様々な不安があるでしょう。
その中で、好きなことを仕事にするという考え方は、
そんなの無理だ...という感想をもつかもしれません。
しかし好きなことを仕事にすれば、そこにワクワクがあり、
自分の創意工夫が生まれるものです。
そこにうま味がある。
国が何かしてくれるだろう。
会社が何かしてくれるだろう。
周りが何かしてくれるだろう。
こういった依存心では、イノベーションは生まれません。
今の日本の弱体化の原因はそこにあります。
誰かに依存するのではなく、
自分で自分の人生を描いてみる。
例えば旅行が好きなら、旅先でこれはと思うものをネットを通して
売ってみてもいい。旅先のレポートをブログにまとめ、本の出版を
目指してみても良い。
歌手を目指すなら、とことん路上ライブをやり続けたら良い。
その中で、他にはない自分だけのモノを磨いたら良い。
料理が好きなら、自分だけのレシピを作り、ネットに投稿しても良い。
ネット上で、料理教室をしても良い。
自分の好きなことを考えれば、アイディアは無限です。
それは自分にだけ与えられた能力ですから。
このように好きなことを仕事にする人が増えていった先に山田氏が描く、
『楽市日本』 が生まれます。
既存のビジネスでなく、一人一人がこうだと思える仕事をし、
創意工夫し、お客さんに満足を与える。
こんな世界ができたら、ワクワクです。
そのためには、皆さん一人一人のワクワクの中の創意工夫が必要です。
是非、恐れないで勇気を持って立ち上がりましょう!!
そして、このように学園祭ができること。
その意味を考えさせていただいた講演でもありました。
『過去の先人たちのおかげで今がある』
戦後の日本人が欧州に行った際、街が汚れるからと大変に嫌がられたそうです。
そんな状況が悔しくて、街中を清掃して回ったそうです。
そのような先人の皆さんの努力があって、
我々はこうして世界と対等に生きることができる。
何不住なく暮らすことができる。
その事実を我々は知らなければなりません。
楽をしていったのでは、未来に残せるものは限りなく少ないです。
現代を生きる我々にも、未来の子供たちに努力を示す義務があります。
それが先を行くものの使命であり、人間の歴史です。
今回の講演は、このように大変多くの気づきを得れたと思います。
本当に素晴らしいお話をありがとうございました!
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志道の会としては、
講演中、時間を追うごとに耳を傾けて下さる方が増えていったことを
大変に嬉しく思いました。
山田氏の素晴らしいお話もさることながら、そのようなお話に
耳を傾けられる若者の向上心に日本の希望を感じることができました。
感動です。
今後も志道の会としても、山田氏の志と同じく、
『自主独立の社会作り』
を目指し、今後も活動して参ります。




