江戸時代のファーストフード。
代表的なものは、蕎麦、天麩羅、握り寿司です。
江戸っ子は、せっかちで、早い・安い・旨いものが
好まれたようです。(´・ω・`)
江戸時代後期の文化文政時代は、町人文化が
開花した時代で、屋台の全盛期でもありました。
出るのが早く、旨い、それに懐に優しい。
(江戸時代後期の街並みを再現、現在の江東区佐賀町)
(屋根の上に乗っている猫は、実助・まめすけ)
当時、蕎麦は、16文(約320円~400円)
天麩羅は、1串4文(約80円~100円)
握り寿司は、1カン4文(約80円~100円)
(当時の蕎麦屋の屋台)
(当時の天麩羅屋の屋台、天麩羅は、串に刺して販売)
どれも、あまり待つことなく、すぐに食べられ
独身の方々や職人さんには、好評でした。
握り寿司は、現在の3倍近くの大きさがあり
3カンも食べれば、お腹いっぱいになったとか。
手間のかかる押し寿司から握り寿司を考案
したのが、華屋与兵衛と堺屋松五郎と言われて
います。
寿司に革命をもたらしました。
江戸東京博物館と深川江戸資料館に当時の
屋台を復元したものが展示されています。
(当時の寿司屋の屋台。握り寿司は大きいです)
(両国にある、与兵衛鮨発祥の地)
(こちらは、ファミレスの華屋与兵衛)