マリーンズは石垣島で春季キャンプを行っていますが、今年で15年目。

例年と違うのは、石垣島の後に二次キャンプが沖縄本島の糸満で行われること。15～20日までと期間が短く、実戦も多いですが、もしかしたら石垣島でのキャンプは今年で最後なのかもしれませんね。石垣島出身の大嶺祐太もいませんし・・・来年の春季キャンプは糸満になるのか！？

今日で石垣島での一次キャンプは打ち上げ。

コロナ流行もあったので、３連休は最低限の外出だった我が家。最後の３日間はほぼキャンプ中継を観ることが出来ました。

益田や石川、中村奨などの中堅やベテランは順調に調整が出来ているなと感じます。逆にオーバーペースにならないよう、無理しないでもらいたいですね。

どちらかと言えば春季キャンプでは期待の若手、新人の様子を見たいというほうが強いです。新人ではドラフト３位廣畑敦也が期待できそうだなと感じましたね。開幕一軍はもちろん、勝利の方程式に入ってきてもおかしくないくらい、良い球を投げていました。昨日と今日、石垣島は雨だったので、室内練習となりましたが、投手陣はバッティングも行っていて、廣畑の野手顔負けのスイングが印象的。本当に楽しみな存在です。ドラフト１位松川虎生はバッティングは素晴らしいですし、間違いなく３年以内にブレイクしそうな予感を感じました。スローイングなど課題もありますが、城島健司のようなキャッチャーになってほしいですね。ドラフト２位池田来翔もライトへ強い打球も打てますし、守備もセカンド、サードでまずまずといった感じで、楽しみです。

ピッチャーでは今季から育成から支配下登録となった森遼大朗が面白い存在かもしれません。これといった決め球があるように見えませんが、何だかんだでシート打撃で抑えていたところをみると、実戦向きなのかなと・・・。２年目の鈴木昭汰はボールの威力が昨年より出ていたので、これが継続できて、先発ローテーションを勝ち取れば、２ケタ勝利もいけるんじゃないかと思いました。

野手では佐藤都志也が攻守ともに成長しているように思えましたが、特に課題のディフェンス面が克服されていればレギュラー争いを勝ち抜ける可能性もありますね。松川の入団に一番刺激を受けている選手かもしれません。山口、安田、藤原あたりは、今年はやってもらわないといけない選手になりますから、結果を残すしかないですし、平沢もこのままでは終われませんからね。野手陣の競争意識は例年より高いように感じます。

石垣島キャンプは打ち上げで、実戦メインにこれからはなっていきますが、特に若手は最初から結果を出して、レギュラー争いに加わってきてほしいなと思いますね。

2022年石垣島キャンプ打ち上げ