あじさいが揺れたら

作詞/青山亮 

曲/コンノユウタ 


遥か海へと臨んで せせらぐ川の水
町の緑と暮らしに いのちを注ぐ


四季のゆりかごの中 聞こえた子守唄
優しさの陽を受け サザンカが咲く


地図で見ればちいさくたって
あの日の僕には全てだった
思い出載せて 自転車押して歩くあの土手


あじさいが揺れたら また季節が変わる
手を振る様な 手招きする様な 愛しい繰り返し
この町があるから ほらきみがいるから

どこにいても怖くないんだ 

またおかえりって
言ってくれるから



笑い声の花束 抱えた女の子
思いやりも強さも ここで学んだ


歴史に芽吹く未来の風
稲穂を撫でて天高くまで
恵みを受けて 息づくのはみんなのふるさと


あじさいが揺れたら ほら時間が止まる
茜空も 星の降る夜も 全部覚えてる
この町があるから ほらきみがいるから
どこにいても怖くないんだ 

またおかえりって
待っててくれるから