ゆるゆる更新とはいえ、1ヶ月以上も
更新をストップしてしまいましたxx
これまでのお話はこちらから
↓↓
* * *
「うわー...鈍感すぎるというか。ほんまに全くChiaちゃんが彼くんのことを好きっていうのに、気づいてないね」
当時の職場で相談にもらっていた先輩には旅行へ行くことを伝えていたので、どうだったかを報告しました。
「手強すぎん?もう“好きです”って言わん限り気付かんのちゃう?」
「ですよね...」
この旅行にかけていた私は、本当になんの成果も上げられなかったことにダメージを受けていて、もう次に何をすればいいのか分からなくなっていました。
でも、今の状況で告白するのはあまりにもリスクが大きすぎる。そう考えていました。
恐らく彼くんは現実的。
だから遠距離の関係にある私が、彼くんのことを好きだなんて思わないのかもしれない。
そうだとすると、もし告白しても、遠距離になるのが分かっている上で、彼くんが告白を受けてくれる気がしないかったんです。
(彼くんの性格的に、“じゃあ今の仕事辞めて愛知に来て”なんて絶対言わないな、と思ってました)
私のことをどう思ってるのかも全く分からなかったので、あまりにも何のクッションもない所に飛び込む勇気はありませんでした。
でも、想像よりも早く“次のチャンス”がやってきました。
* * *
“Chiaちゃん!
冬にみんなが帰ってきたら、
みんなでスノボ行こう!”
Cくんから、そう連絡が入ったのです。
Cくんが言うみんなとは、私・彼くん・Aちゃん・Cくんの4人でした。
Aちゃんにそのことを連絡すると
“行く~!
Chiaちゃん、私、協力がんばるからね、
Chiaちゃんもがんばるんだぞ!”
そう言ってくれました。
旅行の件でかなり反省した私は、このスノボ旅行ではもっと積極的に彼くんにアピールしよう!と考えていました。
せっかくのチャンスを次から次へと潰していたら、いつまでたっても何の進展もしない。
そんな間に彼くんには彼女が出来てしまうかもしれない。
実際、私が好意を寄せているなんて気が付いていない彼くんは、友達に誘われて合コンや街コンに参加していました。
その年の冬、彼くんはかなり長い長期休暇をもらっていて、すごく早いタイミングで地元へ戻って来ました。
一方Aちゃんは、大学の関係で年末ギリギリまで帰ってこれませんでした。
スノボ旅行は、12/29。
Aちゃんが地元へ戻ってくるのは、前日の12/28の予定でした。
スノボ旅行へ行く1週間ほど前。
Cくんがスノボ用品を買い足したいということで、私と彼くんの3人で買い物に行くことになりました。
お昼に集まって買い物に出かけ、夜も一緒にご飯を食べている時にAちゃんからメールが入りました。
“Chiaちゃんごめん...。
風邪かインフルエンザにかかったみたい。
スノボまでには頑張って治す!!
けど...もしかしたら行けないかも(>_<)”
Aちゃんと旅行に行けることも楽しみだった私は、正直ショックでした。
でも、Aちゃんはこの時まだ持病もマシになってきているとはいえ、完治してない状態。
無理をさせるのは絶対に良くない。
「彼くん、Cくん、Aちゃんが体調崩しちゃったみたいで、スノボ旅行行けないかもって」
「えー!まじで!!」
「そうなんや。無理はさせられんね」
持病のことを知らないCくんは、ギリギリまで待とうと言いました。
持病のことを知っている彼くんは、恐らくAちゃんのことを気遣って、行けなくてもしょうがないねって言っていました。
それから数日後。再びAちゃんから連絡が来ました。
“Chiaちゃん、風邪は治ったよ~!
でも、病院の先生にスノボ旅行は控えたほうがいいって言われちゃいました。
本当に本当に、ごめんね。一緒に行きたかったなぁ”
Aちゃんには担当医の先生にが付いていました。
その先生から、スノボ旅行の許可がおりなかったようでした。
Aちゃんとはまた年越しを一緒にする約束をし、私はCくんへ電話をかけました。
『もしもし?』
『もしもし、Cくん?スノボのことなんだけど、Aちゃん行くの難しいみたい。どうする?』
『うわーまじかぁ...。残念すぎる。じゃあ誰か別の子呼ぼうかぁ。Chiaちゃん他誰かおる?』
他の子、でパッと浮かんできた子が1人いました。
私とも彼くんともCくんにも共通する、女の子。
でも、私はその子の名前を出すのを躊躇ってしまいました。
『んー、ぱっと思いつかないかなぁ』
『そうよなぁ。彼くんに頼むかぁ』
あ、やってしまった。
そう思いました。
私には、彼くんが選ぶ女の子が分かる...。
そして私の予想は見事に当たり、12/29を迎えたのでした。
next...
Chia
* * 素敵なブログを見つけるなら * *