2/10(月) 術後11日め
朝5:30起床 今日もスッキリだ。
今日は母の命日。家にお線香あげてってラインを入れた。
耳がバリバリ、気になっていたけど、あれ、今日は音がしないみたい。看護師さんによると、頭の手術した人はよく訴えるとのこと。
みんな、そうなんだ。
午前中は、映画をみてすごす。
昔はまったストリートオブファイヤーだ!何十回もみて、セリフなんかわかってるから、1回目は英語字幕でみて、2回目は日本語吹き替えの声優さんの芸を楽しむ。なんて暇なんだろ!
お昼の検温で看護師さんと軽口をたたいているところに、術後すぐにお世話になった、男性の看護師、Oさんが部屋にやって来た。ICUのM看護師さんとOさんが、私の男性看護師さんへの壁を取り払ってくれたんだ。
男性看護師でも、遠慮しないで何でも頼んで大丈夫なんだな~と安心させてくれた人たちだ。
Oさんは、隣の部屋の窓側があいたから、移動しませんか?と聞きに来てくれた。
今まで廊下側だったので、時間感覚が全くわからない日々。でも、もうじき退院なのに、そんな手間をかけてくれるの♪ありがとう♪
検温に来てた看護師さんTさんも、良かったね、気分が変わるよ、って言ってくれた。
元気になってきた私に追い討ちをかける看護技術のひとつなのかも♪
ベッドもロッカーもテーブルもまるごと移動なんですね。
引っ越すとき、ここ数日ご挨拶をかわすようになったお向かいのやっぱり廊下側のYちゃんのお母さんが、「窓側にお引っ越しなんですね♪」と声をかけてくれた。「こっち側、時間がわかりませんよね~、Yちゃんも早く移れるといいね♪」と初めて会話らしき事を!
術後ずっと過ごしてきた部屋は、私以外みんな小児科で、お話から察するに骨肉腫の化学療法を受けている子どもたちだった。
斜めお向かいの窓側の子は、中3のMちゃん。
看護師さんとの会話がとてもフレンドリーで感じがいい子。おじいさんとの会話、妹や弟との会話、お母さんとの会話、お見舞にきた友達との会話、聞く気はないけど聞こえてしまう部屋だからなんとなしに聞いてると、それぞれの相手への感謝の気持ちにあふれていて、今をできる限り楽しんでいる様子が伝わってくる。
でも、実は痛みも四六時中あって、Dr.から遠慮しないで薬を飲むんだよっていつも言われているけど、辛さを感じさせない。
一度、化学療法の薬の点滴でお母さんが付き添いで泊まり、夕方帰宅したとき、家の妹に電話して、お姉ちゃんらしい声で、ママが帰るから、家のかたづけしておきなさい、ママ疲れてるから手伝いしてあげてね、明日お誕生日だね♪おめでとうって言ってるのを聞いて、もう、涙止まらず。私、中3の時あんなに心遣い出来なかったと思う。
お隣窓側のYちゃんは、小学校5、6年生かな。
毎日泊まりこみのお父さんとよくお喋りして明るくて自分で勉強もよくやっている。でも、化学療の点滴が始まるとパタッとお喋りが聞こえなくなってしまった。
その日の付き添いは、お母さんだったのだけど、お仕事に疲れて爆睡だったのか、夜中にYちゃんがうなされてるのに気づかないみたいで、私がナースコールした事もあった。
うちの子どもたちも、股関節炎になったり、骨折や、原因不明の腹痛で入院した事多々あったっけ。夜中の付き添いはしなかったけど、仕事のお昼休みに病院往復して、仕事終わったら、保育園に連れに行って夕飯のお弁当を作って病院に持ち込んで一緒に食べるっていう毎日だったなあ。家族のしんどさは、よくわかります。ましてや、うちの子達とは違う重い病い。
お父さんお母さんたち、人生の頑張りどころなんだね。子どもたちも早く良くなってたくさん遊べますように。
廊下側仲間のお向かいのYちゃん、私より長い入院なんだから、私のかわりに窓側に行ってもいいのに…と思って、看護師さんに「Yちゃんは窓側になれないの?」と聞いてみたら、治療の計画の都合があるらしくてダメなんだって…
ごめんね、Yちゃん。
新しい景色を眺めながら、お昼をたべた。やっぱり景色が見えるのは、いいねえ。
そして図書室行って新聞読んだり散歩したり、廊下のテラスにコッソリ出て雪だるま作ってみたり、独り遊びをエンジョイしてしまった!
部屋に戻って麻ヒモネックレス第2弾に取りかかっていると、御近所の尊敬してやまないSさんが来て下さった。Sさんも昨年人知れず膵臓と胆嚢の病気で2回も入院されていた!しかも、誰にも心配かけたくないから、と御主人にさえ入院してから電話したという!もちろん私も入院直前にご挨拶に行くまで何も知らなかったのだった。
お寺の奥様なので、人生について常に深く考えておいでなのだ。私にも、入院前に病気になって得るものがあるのよ、と諭して下さったのだった。ありがとうございます。
私はSさんと正反対に、回り中、会う人会う人に話して回ったなあ。何でだっけ?
あぁ、みんなも頭気をつけて!って、言おうとしたんだった…
Sさんが帰るとリハビリのイケメン療法士さんが迎えにきた。リハビリの必要性はない、と判断されて、最初で最後なんだって。自主トレ教えるから、頑張って自分で膝回りの筋肉をつけてくださいだって。階段降りは、それでクリアすればいいんだ♪作業療法の方も卒業だ。頭使わせてもらって、楽しかったです。
夕方娘といるときに、久しぶりに先生に会った。体調を尋ねられ、「めちゃ元気です~」と答えたら、家族の都合のいいときに退院でいいですよ♪と嬉しいお言葉。
やった~\(^o^)/先が見えた~\(^o^)/