2018年1月21日(月曜日)

 

さぁ、いよいよ入場です。

ヒロちゃん(だんなさん)は音声ガイド無しの18ユーロ。

私は音声ガイド付きの26ユーロ。

 

飛行場のように、手荷物検査とボディチェックが

ありました。

 

1892年、生誕のファサードの工事が始められ

1930年に完成。

ガウディが自ら指揮をとって完成した唯一のファサード。

 

ところでファサードって何?

ということで、調べてみました。

 

建築物の正面部分(デザイン)のことだそうです。

 

羊飼いの礼拝。

ベツレヘムの家畜小屋で、眠るイエスを発見する場面。

 

東方三博士の礼拝。

贈り物を持って、イエスのもとを訪れる場面。

 

等々、太陽が昇る東側のファサードなので

イエス・キリストの生誕と幼少期の出来事が、

表現されているそうです。

 

入り口の両脇には1匹ずつカメさんがいます。

向かって右側は、リクガメ

向かって左側は、この写真のウミガメ。

 

音声ガイドを聞いた時は、

リクガメさんを通り過ぎていて

しかもすごい人で、戻れそうになかったので、

諦めました汗

 

いよいよ中に入ります。

 

聖堂内部。

樹木のように枝分かれした柱。

森の中に入り込んでしまったような不思議な感覚。

 

 

 

 

太陽が昇る東側は、暖色系のステンドグラス。

 

太陽が沈む西側は、寒色系のステンドグラス。

 

色が違うのは、石の種類が違うから。

 

 

 

地下は博物館になっています。

ガウディの残したスケッチや模型

建築の経緯を追った写真などの展示が、ありました。

 

今なお、続いている建設。

作業場も、ちらっと見えます。

 

あー、人間ってすごい!!

 

太陽が沈む西側にある受難のファサード。

イエス・キリストの死がテーマになっています。

 

彫刻はカタルーニャ出身の彫刻家

スビラックスが担当しています。

 

ゴルゴダの丘への道。

 

最後は、付属学校。

これは建設現場で働く労働者や

近隣の子供達のために

ガウディが自費で建てた学校を再建したもの。

 

この波打つ屋根

ル・コルビュジェが深く感動したそうな・・・。

 

1883年から工事に取り掛かり

1926年に亡くなるまでの43年間を

この建築に捧げてきたガウディ。

今、サグラダ・ファミリアの地下礼拝堂で眠っています。

きっと幸せな人生だったのだと思います。

 

2026年の完成を目指し、日々進んでいる作業。

ぜひ、その歴史的瞬間を見たいものです。

 

 

 

 

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