3月3日(月)
夜9時頃から停電になってしまいました。
でも、ホテルから、なんの連絡もなく、
懐中電灯も、非常灯も無く・・・。
(日本では考えられない・・・。)
まーっくらな中で、携帯電話の明かりでごそごそしてると
添乗員さんが
「マチュピチュ村、全部が停電で、どうしようもないそうです。」
と教えに来てくれました。
「よくあることで、先月は3日間、復旧しなかったそうです。」
「・・・・・。」
震災のときや大雪の時に、
ライフラインの大切さを身に染みた私たちでしたが
やはり便利な生活に慣れてしまっているんですね。
電気が届かない、ということがとても不安な一夜でした。
3月4日(火)
朝になっても、電気は復旧していませんでしたが
キャンドルの明かりの中、ちゃんと朝食をとることができました。
ペルーレイルも自家発電で、普通に走っているそうで
安心しました。
(さすがオリエント・エクスプレス)
今日は、マチュピチュ村を後にして、「聖なる谷」に、向かいます。
クスコの北西側、ウルバンバ渓谷に広がる一帯を
「聖なる谷」と呼んでいたそうで
クスコがスペイン軍に陥落した後も
徹底抗戦するインカ軍の拠点となった場所なんだそうです。
今日は、ここで昔と同じ生活を営んでいる
玄関のそばに飾ってあるエスケレートという置物。
ぴかぴかに磨かれています。
ご先祖様のもの
なんと本物です。
死生観の違いを感じます。
お客さんは、ご先祖様に
「お邪魔します。」
とあいさつをしてから、お家の中に入ります。
そう、ここは日本でいうカフェみたいなお店。
発芽したとうもろこしを、石臼でつぶして、
煮た後に、発酵させたお酒の一種。
ピンクのは、いちごのお酒だそうです。
コカ茶のもとになります。
こちらの人は、日本茶みたいに普通に飲んでいますが
日本に持ち込むと、即つかまります。
お祝いのときなどに、丸焼きにして出すんだそうです。
1匹2千円くらいすると言っていました。
とてもシャイな方で、なかなか目を合わせてくれません。
でもガイドさんの話では
「外国人を連れてくるようになって4年目なんだけど
やっと人前に出てくれるようになりました。」
とのこと。
長い棒の先に赤いビニール袋を巻いてあるものが
立てかけてありました。
これは、「今は、チチャがありますよ。」
というサインなんだそうです。
観光地や遺跡めぐりもいいけれど
こういう現地のお宅をのぞくっていうのも、楽しいもんです
とっても貴重な体験ができました。
やっぱり世界は広い
(パディーズカフェ)
住 所・・・・・・・軽井沢町長倉2430-1
国道18号沿い、軽井沢中学と軽井沢町役場の間
電 話・・・・・・・0267(41)0773
エステート軽井沢と同じ番号です。
営業時間・・・・・・・9:00~17:00
4月のお休み・・・3日(木)、10日(木)、17日(木)、24日(木)