昨日は母の誕生日でした。

 

 

 

 

結局コロナでずっと逢えないまま

 

12月からキャパを超えてしまっている状態で

 

なんだかずっと忙しくて

 

前もってお祝いもしてやれず

 

今年の誕生日が来てしまいました。

 

 

 

 

わたしの母は

 

一言でいうと

 

 

天然

 

 

です。

 

 

 

 

食材でいうと

 

無添加・無農薬の果物のような人です。

 

 

 

頼りないようで自分のペースがしっかりあり

 

抜けているようで自分の意思で抜いているような

 

いろんな意味で 自分をしっかり持った人 です。

 

 

 

若い頃はその天然ぶりにイラっとすることも多々ありましたが

 

(東京に来るときは待ち合わせに毎回苦労しました)

 

いつもニコニコして

 

楽しい母です。

 

 

 

普通、親って

 

「がんばれ」とか「あきらめないで」

 

って言うのかもしれませんが

 

思い起こせば

 

大人になってから

 

 

 

テキトーに手を抜きなさいね

 

 

 

的なことしか言われない気がします。

 

 

 

 

家事も育児も仕事もテキトーに手を抜け

 

としょっちゅう言われます。

 

 

 

テキトーすぎる母を見てると

 

それもどうかな?と思うことはありますが

 

わたしも年を重ねると

 

母の言葉の重みを感じる度合いも増している気がします。

 

 

 

「テキトー」は「適当」で、「適度」であるということ。

 

 

 

 

自分の身の丈に合って

 

バランスが取れている状態のこと。

 

 

 

 

完璧にやろうとしない

 

つらいときはやめる

 

我慢しすぎない

 

抱え込みすぎない

 

なんでもやってあげようとしない

 

ダメなことはダメだと言う。

 

 

 

当たり前のことなのですが

 

ついつい人の分までやってしまうタイプで

 

気がつくと自分が犠牲になってしまっていて

 

だからこそ自分にダメ出しすることになったりして

 

この「テキトーなバランス」を取るのが下手なタイプには

 

まさに「テキトー(適当)」なアドバイスなのだと思います。

 

 

 

 

わたしにとっては母は心の拠り所というか

 

キャパを超えた時に作動する制御装置的な存在ですので

 

この時期に母の誕生日が来たのも

 

そういうタイミングなんだろうなぁと思います。

 

 

 

 

思い出すと寂しくなっちゃうので

 

なるべく考えないようにして過ごしていますし

 

とにかくコロナが落ち着いて早く逢いに行けるようになって欲しいですが

 

この時期

 

感染爆発している都会じゃなくて

 

感染の少ない田舎で暮らしてくれていることが

 

ほんの少しだけ安心するところではあります。

 

 

 

ついつい子どもたちをきつく叱ってしまったり

 

ついつい忙しくしすぎたり

 

ついつい自分につらく当たってしまったりするときは

 

いつも母の言葉を思い出します。

 

 

 

テキトーに手を抜くこと

 

 

 

わたしにとっては

 

魔法の言葉なのかもしれません。

 

 

 

 

ということで

 

毎年プレゼントのリクエストがあるのですが

 

昨日やっとリクエストをもらったので

 

これから探します。

 

 

 

おかん、誕生日おめでとう。

 

 

 

元気で長生きしてください。

 

 




また旅行行きたいねぇ。



 

 おととしの那須高原への旅行。