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何度も唱えたゲシュタルトの祈り
私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。
私は何もあなたの期待に沿うためにこの世に生きているわけじゃない。
そして、あなたも私の期待に沿うためにこの世にいるわけじゃない。
私は私。あなたはあなた。
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ
これはユダヤ人の精神科医フレデリック・パールズとその妻のローラにより、アドラー心理学を基にはじめられた心理療法「ゲシュタルト療法」のなかで提唱されていた詩、「ゲシュタルトの祈り」です。
有名なので知っている方も多いかもしれませんね。
私が夫婦関係で一番悩んでいた時に、何度も何度も繰り返し唱えていた言葉です。
自分の人生を自分らしく生きるために、この考えがすごくいいなと思って、今でも対人関係で悩むときにこの言葉を思い出しています。
でも正直、初めてこの詩を知ったときは、私は理解できなかったんです
私は私でわがままに生きるし、あなたのことなんて知らないわ、勝手にしてと突き放すような印象があって
そんな身勝手なこと私にはできないし人は大切にしなきゃいけないでしょ!と思っていました。
でもこの詩は
「私は私」というのと同時に、「あなたはあなた」だと言っています。
だから
私が私を生きるのと同様に、あなたがあなたの人生を生きることを、私は尊重している
という、自分にも相手にも敬意をもった言葉なのかなと私は感じています
人間関係では、期待したりされたり、依存したり、されたりすることがありますが、相手の言うこと・することをすべて理解して受け入れろというのでなく、相手もあなたと同じように、自分のために生きているのだから
それでいいのだ(バカボン
?)と思うようにすることです。
自分をわかってもらおう、相手をわかってあげないといけない、と思うと苦しくなるのだから、そんなものなのだと少し自分と相手の心の距離を切り離したほうが、気持ちが楽になると思います。
だからあなたは
あなたの人生にフォーカスして、相手を放置してもいいんです。
諦めたり、相手を変えようと考えるのではなく
「そのままでいい」という感覚のほうが、相手に依存することもなく、自分が穏やかでいられると思うんです。
今夫婦関係や職場、人間関係に悩んでいる方、ゲシュタルトの祈り、1日1回でも声に出して唱えてみると気持ちがらくになりますよ
この記事が少しでも誰かの役に立てれば、とってもうれしいです