私が20歳のとき、お母さんは脳梗塞で左半身不随になりました。
厳しいリハビリに耐え、生活復帰。若かったからできたことだと思います。
糖尿病・心臓病などたくさんの病気を抱え、それでも前向きに生きるお母さんは、
本当に半身麻痺とは思えないぐらいでした。
大好きなミシンに向かい、自分の周りの人のために小物入れや袋などを作ってはプレゼントし・・・。
その頃はおばあちゃんも元気だった。
だから私は自分のやりたいことに挑戦できて、劇団四季に行くことができました。
でも・・・離れた生活でお母さんの体のことが心配で・・・色んなことがあって四季を辞める決意をしました。家に戻って、お母さんの介護をしながらできることをしようと・・・
子供たちの劇団に関わる転機を迎え・・・介護と仕事との両立に厳しさの兆しが見え始めた頃・・・
2度目の脳梗塞が・・・
今度はかなり危険な状態からの奇跡的な脱出でした。
でも・・・いよいよ歩けなくなりました。車椅子生活・・・。一人で出かけることもできなくなりました。
それでも・・・可能な限り、お母さんは自分にできることを楽しもうと・・・がんばって・・・がんばって・・・
でも私は・・・限界でした。介護と子供の劇団との両立・・・
全部は書ききれませんが・・・少しずつ・・・
親の介護と仕事の両立に苦しんでいる人がたくさんいると思います。
介護はきれいごとではないのです。
でも・・・何か手段があるはずです。私はその知識や資金もなかったから苦しんだ・・・
だから・・・後悔と贖罪の気持ちしか残っていないのです。
今、私が生きること、誰かの心を癒すために歌うこと・・・働くこと・・・
そしてまたお父さんの介護をすることは・・・全部、お母さんへの償いなのです。
私のブログを読んで、今、介護をしている方、これから介護が訪れるかも知れない方・・・
現実の中に必ず光があることを忘れないでほしいのです。
両立はできる・・・私ができなかっただけなのです。