『コロコロ変わるよね』
半年ぶりに会った大学の同期に言われたひとこと。
事実には違いない、けど、刺さった。
周囲が就職しているなか、私は異色だったから、
『今何してるの?』
『自由でいいな』
こんな反応は想定内。
『今度はそれ?なんかコロコロ変わるよね』
私の今後の進路を聞いて、同期が何気なくそう言った。
これも想定内。
事実だった。
これまで、ことあるごとに進路を変えてきた私を
”フラフラしてるやつ”
とレッテルを貼ることは何も間違ってなかった。
いろいろ言い訳をしてその場を逃れた私。
帰りの電車の中で、
想定内だったはずの言葉が頭から離れない。
「考えがコロコロ変わって何がダメなんだろうか。」
「言い訳したいくらい無職って恥ずかしいことなのか。」
何も分からなかった。
唯一分かったのは、
半年経っても自分が無職だという事実と、
その事実をまだ受け入れられていないプライドがあることだけだった。
夏嫌い
