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由依said


由依「なんで私だけがこんな目に遭わないといけないの、、私に幸せは似合わないってこと??」

自問自答したって意味が無い。
どんだけ泣いても、心は晴れない。
ベンチに座り、俯きながら泣き続けた。


「えっ!小林さん!!」


あの男に追いつかれたと思ったが、女性の声だったので少し安心した。


由依(だれだろう)


そう思い、顔をあげようとした瞬間。
フワッと誰かに抱きしめられた。
壊れ物を扱うように優しく抱きしめられた。

誰かに抱きしめられるなんて何年ぶりだろ、、。


「だっ大丈夫??」


と、声を掛けられ初めて顔を見る。


由依(理佐ちゃん!?)


思わずびっくりして目を離すことが出来なかった。

私が泣いているのを心配し、たくさん優しい言葉をかけてくれた。


理佐「私でよければなんでも話して、、」


そう言われ、私の心は揺れ動いた。理佐ちゃんのことは信用してもいいのではないかと。


由依(後悔してもいいから全部話してしまおう。)


由依「ごめん、ありがとう。」


そういうと、理佐ちゃんの体が離れ、さっきまであった温もりがなくなってしまい、少し寂しかった。

それから私は今までの出来事を全て話した。
最近話すことがなく、言葉が上手く出なかったけど、精一杯伝わるように話した。

すると、理佐ちゃんは泣き出してしまい、そんな姿に少し笑ってしまう。

思わず理由を聞いてしまった。


理佐「なんで小林さんだけがこんな思いをしなくてはいけないの?今まで絶対辛かったと思う。今日初めて話して、信用出来ないかもしれないけど、私に頼って欲しいです。」


この人はほんとに信じていい人なんだ。そう思った。

私は初めてこんな人に出会った。
声を出すことが上手くできず、頷くことしか出来なかった。