今の会社で、パートから社員になり海外営業の仕事について

本当にめまぐるしい日々を送っている

 

小さな、まだ保守的な部分が多い会社で

業務に関係のない、難しいことがたくさんある

 

人間関係、経営陣の考え方

古いしきたりのようなもの(女性が掃除する、朝と3時にお茶をいれて配るなど)

基準のない給与体系など

 

パートから、社員になって、英語を使う仕事につけてすべてが順調と思えるようで

納得のいかないことや、ストレスもすごく多い

 

今の給与は、正直なところ英語を使う事、業務内容を考えると全く見合っておらず

入社の際にも「まだまだ古い体質の会社だから。女性だし、スタートはこのくらいで」と言うような説明をうけた

当初は営業でもなかったし、まずは時給の仕事から抜け出したいと思っていたけれど

営業に移ってからも給与の見直しはなく四月を待つことになるのだと思っていた

 

徐々に徐々に負荷が増え、現在人が足りず

上の人と面談をする中で業務に対する話しや、今後増員はするが、会社として今を乗り切らなくてはならないので

Chiiさんをみんなでサポートするといったような話しは何度かされたが、

給与に対しての話しは全く出なかった

 

当初は、給与に対して

今は事務職として採用なので、という説明を受けた

海外営業にうつって半年以上経つが4月に営業のベースにあげてもらえるのか、

それとも今の給与に昇給があると言ったことなのか、という質問をした

 

すると「今、ちょうどその時期なので、もちろん見直しはしている」

「ただ誰でも給与は高い方がいいに決まっているのだから、Chiiさんが満足するかは分からない」

「ほかの人とのバランスもある」と言ったような事のあとに、

 

「でも

Chiiさんは、ラッキーだと思うんだよ

もともとパートだったわけでしょ?

そもそもパートが海外営業にはなれなかった人なわけだから」

 

と言われた

 


 そうか。なるほど、と思った

上の人がそういう事をいうんだ、

私はこの人からそう思われているんだ、と。

 

確かに、東京にきた最初の年には

就職活動をしてみて私が子供の事を思うと決心しきれない部分もあり

うまくいかなかったけれど、状況は日々変わっている


15時までのバイトでさえ精神的にも不安でいっぱいだったけれど、子ども達もどんどん成長しているし、

時間や、通勤距離も幅は広げられる

母との関係も以前よりよくなった

 

言い方は違うけれど

要は「給与が悪くてもパートが社員になれただけでありがたいと思え」という事だと受け取った

やめないだろうと思われているんだろうな、とも

 

この人は普段、おしゃべりする分には気さくな人だけれど

例えば「最近、空気が乾燥してるよね。女の人は大変だよね、洗い物とかしないといけないから」と言ったりする

洗い物=女の人がすること、ということらしい

 

4月からは、その人のもとで仕事をしていかなくてはらならない

 

その話しの場では

東京にきたばかりで、まずは短時間で始めたかっただけであって

もともとパートのまま、何年もいようとは思っていなかったこと

例えば営業でなくデータ入力などのシンプルな仕事なら給与が低くてもいいとかいうことではなく

単純に「生活していくために必要な金額」も大事な基準にして考えているという事を伝えた

 

自分と会社との相性もあるし、

好きだけど、どうしても給与が足りないという場合もあるだろう

 

冷静に受け止めたつもりだったけれど

その日からしばらくはずっと夜寝る前などにモヤモヤとした嫌な気持ちになった

 

 

小さな会社で、激務に追われていると、どんどん視野が狭くなって

人からの言葉にも大きく影響を受けてしまうので

以前から登録していてしばらく使っていなかった転職サイト2つをまたアクティブにした

 

そのうちのひとつとは、ZOOMで面談もして、今の状況を相談した

 

エージェントの方は、若い男性だったけれど

「パートさんが実は海外営業が出来る人で、会社がラッキーだったんですけどね」と言った


年齢的にもまだまだ可能性は十分ありますし、今の給与よりもっと上の求人を狙えると思いますと言われ

応募しないにしても今後しばらく情報をくれることになった

 

自分がいる状況のメリットデメリットや、

どんな求人があって可能性があるか、客観的に見てみたかったので

面談してもらったのはとても意味があった

 

周りを知って、自分を知って

勝手に思い込みで決めつけないことが大事だし

年齢などで選択肢が狭まる事も多々あるけれど、できるだけ視野を広げて選択肢を増やすことをしたいと思った