5人でのレギュラー撮りを終えて、いつものように早々に楽屋を後にする大ちゃんとニノ。
しょーちゃんも、次があるからと出ていった。
もちろん、それぞれ、潤くんにおめでとうの言葉をかけてからだけどねっ(笑)



「さあ〜てと、オレも帰るかな。」


潤くんも帰る支度を始めてる。
オレは慌てて潤くんを引き留めようとする。


「じゅ、潤くんっ!この後、何か予定…ある?」
「ん?いや、今日は何も予定入れてないんだ。寂しい誕生日だよ(笑)」
「あ!じゃあさ、オレに付き合ってよ!渡部さんにさ、良い店紹介してもらったんだ。行かない?」
「いいの?オレはラッキーだけど。」
「もちろん!じゃ、男2人で潤くんの誕生日のお祝いしよっ!」
「いい思い出になりそうだなっ」
「ん?何か言ったぁ?」
「いや、独り言だよ。」
「?」


渡部さんに教えてもらった店に電話して個室を取っておいてもらってタクシーで向かう。
潤くんが言った言葉が聞こえなかったけど、笑顔の彼を見るだけで嬉しくなった。




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