おれはまた、松潤への誕生日プレゼントを探しにあの店に来ていた。
『う〜ん、コレも松潤に似合いそうだけど・・』
オレはこの前来た時に幾つかリストアップしておいたモノを眺めながらウロウロしていた。
店「いらっしゃいませ、相葉さん」
ここの店のスタッフに声をかけられ、そっちを振り向く。
「あ、どうも。また、お邪魔してます(笑)」
この人、野瀬さんはオレがここに通いだしてから親しくなった人。
色んなアドバイスをくれる。
野「今日はどんなモノをお探しですか?」
「うん、もうすぐ松潤の誕生日なの。で、何か似合うものないかなあって」
野「松本さんですか。そうですね〜。何か気に入ったのありましたか?」
野瀬さんに聞かれて、オレは気に入ったのを幾つか見せた。
野「そうですね〜、松本さんなら、こういうのも上手に着こなすと思いますよ?」
って、いつものようにアドバイスしてもらって何とか決まった。
サングラス、帽子、リュック、トレーナー上下を買った。
「ありがとう、松潤の好きそうなものばっかりでよかった!」
野「いえいえ、また来てください。お待ちしてます」
オレは、店を後にマンションに帰り
買ってきた松潤へのプレゼントをテーブルの上に置いた。
『ふふっ。喜んでくれるとイイなぁ」
オレは、明日に迫った松潤の誕生日にドキドキとワクワクでいっぱいだった