いちご狩りに行ってきたと赤く熟したいちごをお客さんから夫がもらって帰って来た。


お昼前のこと。

「甘い香りがする」と珍しく夫が興味を示している。


「どうする?晩ご飯の時に食べる?」と夫に聞いてみた。


どっちでもいいとの返事。


いちごのパックを手に取ると、本当だ。

とても甘い美味しそうな香りがする。


いちご狩りから帰ったばかりだそうで

常温のいちご。


その昔、祖母がいちごを作っていたので

その香りといちごが常温ということから

間違いなく美味しいと確信した。


私は心の声に従い「今 食べよう!」と夫に提案した。


あまーいラブ


私がずっと求めていた祖母のいちごと同じ美味しさだ。

もう食べられないと諦めていた味だと興奮気味に夫に言い、

気がつけばこう言っていた。


「今度 いつか行こうや」


まぁびっくり。


なんと自然に言えているではないか!


いちごいちご いちごいちご いちごいちご いちごいちご


思い起こせば1年前

プリンを買いに行こうと誘うのに、どれだけ頭の中で考えたことか。


断捨離でモノを出すことは気持ちいいと体感してきた。

モノの次は気持ちを出すことを意識してできるようになった。


だが今日は意識せずとも、気がついたら素直に気持ちを出していた。


そこではたと気がついた。


私はずっと夫が何を考えているか分からなかった。

夫への不満が膨らむばかりだった。


それって夫も同じだったんじゃないだろうか?


私が何を考えているか分からなかったのではないだろうか。


家族は鏡


やっぱり答えは自分の中にあった。