今日深夜2時ごろ、我が家の愛猫クゥちゃんが旅立ってしまいました。享年15歳。もちろん推定年齢。クゥちゃんは数年野良生活をして我が家に引き取られたので本当の年齢は分からないのです。それでも我が家で10年半生活しました。飼うことに決めた時、お風呂に入れてきれいに洗ってやり、病院で検査もしました。そのとき獣医さんに聞いた推定年齢が5歳、若くても3歳ということでした。野良だったしメスだし出産経験も有ったかもしれない。(その後に避妊手術はしています)
もともと小柄な子で細身なのですが三週間ほど前から突然みるみる痩せていってしまったのです。口内炎を患っていて完全に治っていなかったので日によって食欲はまちまちでした。口内炎がマシな時はまあまあ食べるし、違和感ある時は食べたがらなかったので液状のレトルト餌をあげていました。だから様子を見つつもこれは完璧におかしいって思ったのは10日くらい前だったんです。
ネットでいろいろ調べてみたところ私の見立てになりますが多分悪性リンパ腫だったのではないかと思います。それも急性の。
数年前に口内炎を患ってから⒊6キロから一度激痩せしていますがそれからはずっと⒉8キロくらいでした。実は口内炎に気付くのも激痩せしてからなんです。愛猫家が聞くと激怒するかもしれないけれどクゥちゃんは元野良なので家に閉じ込めておくことは出来ず出たり入ったりで、私は子育てと宗教活動に恐ろしいくらい忙しくなかなかすぐには気付いてやれませんでした。それに何よりもものすごく元気だったんです。病院で数日間注射と点滴に通ってかなり良くなりましたが体重は⒉8のままでした。
そうしたことがあったのち、クゥちゃんを飼い始めて7年目くらいの時もう外に出すのは止めました。クゥちゃんもいいお年だし、それほど外を恋しがらなくなっていたのでちょうど良かったのです。
その後、
一年余り前に膀胱炎になっていますが点滴ですぐに良くなりました。それからは何事もなかったので、年齢相応の元気を保っていると私たち家族は思い込んでいました。
ところが、
この三週間で⒉8くらいの体重がなんと⒉1にまで墜ちてしまい、もう完全に骨と皮になってしまったのです。元々かなりの甘えん坊なのですが3月に入ってから異常なほど甘えるようになっていました。足元に纏わり付くこともあってお互い危なくってしょうがない。なるべく抱っこもしてあげていたけれど、キッチンにいると足下から離れない。危ないので時々叱り付けてしまった。
可哀想に。
酷いお母さんだったね。
ごめんね。
一週間ほど前、滅多に買ってあげられないのだけれどマグロの柵を買ってきて三回ほどに分けてあげると美味しそうにバクバク食べました。家にはもう1匹老猫がいますが、クゥちゃんより年上の男の子。クゥちゃんはこの子の分まで取ってしまう勢いでした。ところが三日前の木曜ぐらいから食欲もなく液状のレトルトしか受け付けず、トイレに行くのも後ろ足がよたよたしだしたのです。
これはもうダメだ、どうしよう
ゴン娘の家庭は経済的にあまり余裕はありません。ここで詳しく述べることはできないけれど、ペットにかけてあげられる医療費は限られています。延命治療をしたところでクゥちゃん自身が辛いだけかもしれない。今のところ痛いところがあるわけではなさそうに見えるけれど、ほんとうのところは分からない。
どうしてあげるのがいいのだろう?
私も主人もクゥちゃんがもうそれほど長くは持たないと気付いていたので家で静かに逝かせてあげようと思い、コロナ騒ぎのこともあるので出来るだけ家に居るようにし、最期の一瞬を決してクゥちゃんひとりにしないと心に決めたのですが。。。
長女は数日前から私たち夫婦が寝たあと一晩中クゥちゃんの側で過ごしていました。朝になって私と交替です。
クゥちゃんは金曜の夕方最後の力を振り絞って自分でトイレに行き、そのあとはもう殆ど歩けなくなっていました。その日の朝まで歩いていたのに、です。
私は悩んだ末、やっぱり病院に行こう。クゥちゃんの最期をどんなふうに過ごさせたらいいのか先生に相談してみよう。
そして昨日(土曜)の午後早く病院に連れて行ったのでした。
行く道中も殆ど歩けないのに不安になったのか、籐籠から何とか出ようとしていました。
病院では点滴と3種類の注射の処置を受け、これで少しでも良くなれば検査をしてみましょう。ということで帰って来ました。
先生の話だとこの処置で少しは楽になるはず、とのことでした。
ただ、明日も来てください、とは言われなかったので先生はクゥちゃんの命の灯火があとどのくらいなのかを薄々知っていたのかもしれません。涙目でお金も無いし、という飼い主の前でもう何も言えなかったのかもしれないです。
奇跡が起きたら来てくださいね、そういう意味で検査の話をしたのでしょう。
その日の夕方、処置が効いたのかクゥちゃんは寝かせていた籐籠から力を振り絞って出て来たのです。そして洗濯物を畳む私の傍らに座り込んで私にくっついたままじっとしていました。
それから暫くすると今度は数メートル離れたところに座ってスマホを触っていた次女のところへ行こうと殆ど動けなくなっていた後ろ足を立ち上げてよたよたしながら歩こうと頑張っていました。次女が抱き寄せ、クゥちゃんは暫く次女の横に座り込んでいました。
もしかしたら持ち直すかも。明日から暫く点滴と注射に通うことにしたのです。処置費用も思いの外かからなかったので。
延命治療をするつもりはない。でもやっぱりもう少し生きてて欲しい。 私って何て勝手な奴(>人<;)
そして運命の夜。
長女は一晩中付き添うために2、3時間仮眠すると言って寝室に。私は明日の朝早く病院に行きたいので次女と主人に夜中までのクゥちゃんの付き添いを頼みました。
次女が起きていたので主人は深夜1時半ごろ寝室に。
そして深夜2時20分頃、不安げに次女が私たちを起こしに来ました。 クゥちゃんがおかしい!
私は慌てて飛び起きクゥちゃんのいる部屋へ。
顔に近づけて見るともう口臭がしない。そう呼吸してないから。
もう死んだんだ!今夜は何とか大丈夫だろうとたかを括っていたのに。
誰か側にいたの?最期を看取ってあげた?
娘たちに聞いた。
長女は仮眠から覚めてちょうど付き添おうとしていたところだったらしい。
次女だけがクゥちゃんの最期を看取ってくれたのでした。
ひとりにしないで良かった。
長女はもうどうにもならないほど辛そうだった。
毛布を敷いた段ボール箱に硬直し始めたクゥちゃんの身体を横たえ朝まで蓋を開けたままで。そこに長女がずっと付き添っていた。もしかしたら息を吹き返すかも、と思ったのかもしれない。
クゥちゃんの亡骸を横に長女は静かに泣きながら箱に詰めてあげる鶴を折っていたのでした。
今にして思えば昨夜クゥちゃんは家族ひとりひとりに最後の挨拶をしていたのかもしれません。
朝になって私はクゥちゃんに手紙を書き花を買って箱に入れてやりました。
クゥちゃんへ。
クゥちゃん、たくさんの楽しい思い出ありがとう。
クゥちゃんが旅立って行っても私たち家族みんなは
クゥちゃんのこと決して忘れたりしないよ。
だってクゥちゃんは私たちの家族なんだもの。
多分、いつの日か私たちもクゥちゃんのいるところに行くと思います。みんなバラバラで行くことになるけど。
またその時会えるかな。 また会いたいな。
クゥちゃんのお母さんより。
今朝クゥちゃんを送り出してきました。
クゥちゃんは煙になって空に旅立って行きました。
今日はずっと涙が出て止まらないです。
覚悟はしていたのだけれど失ってみてその存在の大きさを思い知らされたのでした。
長々とお付き合いくださりありがとうございました。
クゥちゃんはとっても賢い子で、いくつかまた記事で紹介したいと思います。クゥちゃんの供養も込めて。
そして今日改めて気付いたことがありました。
黙示録21章3節4節の聖句についてです。それについても記事にしたいと思います。

