9月30日(旧暦:八月二十八日)
素珥山も色無き風のあそぶ頃 佳音
インターネットの中で知り合って
実際に会うことは今は珍しくないが、
二十年以上前になるだろうか、
彼女はわたしに会いに来てくれた。
同行の息子さんは大きな荷物を持っていて、
待ち合わせた曽爾高原の薄の緑の中、観客は二人だけの
ポルトガルギターのミニコンサートは今も忘れられない。
ライブカメラという便利なものを開くと
風渡る曽爾高原は薄がさわさわと揺れる季節ですよ、S月さま。
ああ、彼女のすてきな俳号もそして本名にも
月が棲んでいるのでした。
>゜))))彡
インターホンを鳴らして「お土産」と手渡されたものは、
あらあらあら、いい肴。
釣り人が先日の赤の酒器を出して、ちょっと考えて
大きい硝子のものに変更していた。
古酒一杯ふふんと鼻を鳴らす癖 佳音
またあした。
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