9月28日(旧暦:八月十四日)
杜鵑草歌を忘れしごと真白 佳音
シロホトトギス (白杜鵑草)が咲き始めた。
キバナホトトギス(黄花杜鵑草)なら
植えた覚えがある。(たぶんよしこちゃん)
遅くまでいるということはゆっくり出勤すること
というわけで、庭のあれこれが呼びかけてくる。
ススキ(芒)の穂が見えてきた。「をりとりて」と
いうにはまだまだ幼い芒の根元をそっとのぞいたが、
今年はナンバンギセル(南蛮煙管)の姿が無い。
釣り人がはりきってコゴミ(屈:クサソテツ)を
植えたので負けてしまったのだろうか、残念。
今はひとつの白いホトトギス、蕾があるので
もう少し咲くだろう。おなじみの模様付きの花も
もう少ししたらにぎやかに開く。
本当の秋が来た。
会釈して渡る荷車小望月 佳音
十五夜はちょっとお月見してきます。