よべの月 九日 | かのんくら=縁側=

かのんくら=縁側=

俳句を詠みます。
俳句の種まきもしています。
この頃は介護日記めいています。

◎過去の日記
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9月23日(旧暦:八月九日)


 山の風海の風遭ふ街の秋  佳音

「14時に西口で集合」
母×3プラス小さい人のなんと四年ぶりの女子会。
母は小さい人の母である我が娘と
その娘の母のわたし、そして娘の夫の母。
この夏に夫たちも含めた大所帯でパルケエスパーニャに
一泊旅行をしたので久しぶりというほどではないが、
女子会は四年ぶり、女ばかりの気安さは
何物にもかえがたい。
娘夫婦の勤める神戸のホテルで
まずはアフタヌーンティー。

 

 

これは一人前、まだまだある。

 

ワイワイ言いながら写真を撮ったり
お茶を楽しんだり、娘の仕事の話
(彼女はパティシエ)を聴いたり、
セイボリーの生ハムを小さい人にそっと全部
食べられてしまったりと本当に退屈しない。

 

この中から2個選ぶ、悩む・・・

 

 

お腹が幸せになって後、改めて17階の
見晴らしの良いフロントでチェックイン、
今回は海側の9階のお部屋で、日が暮れると
モザイク大観覧車のイルミネーションが美しかった。
お腹がいっぱいなので夕食というよりも
少しつまむものをデパ地下で選んでホテル近くまで
戻れば、海の方向から花火の音がする。
四人は大急ぎでフロントまで駆け上がり(もちろん
エレベーターで)少しだけ花火を見ることができた。
そしてまたエレベーターで降りて飲み物を調達に
出掛けたのだった。

 

 

 
 

 

八朔からこちらご縁のなかった月とようやく
顔をあわせることができたのはここ、
神戸旧居留地の路上だった。

 瑠璃紺の空映す海夕月夜  佳音



 

 姦しき揃ひのパジャマ夜半の秋  佳音


またあした。

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