よべの月 十三夜  | かのんくら=縁側=

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俳句を詠みます。
俳句の種まきもしています。
この頃は介護日記めいています。

◎過去の日記
『http://www.you-blog.jp/blog/kanon15/』

 

10月8日(旧暦:九月十三日)

十三夜、天気が危うい数日で、果たして十三夜の月が
雨や雲に邪魔されないかと気になった。
日暮れて東の空、雲の無い場所を選んで月と星がいた。
ついこの前まで「暑い暑い」と言っていたと皆云うが、
わたしはアレルギー持ち歴が長いせいかなんとなく
暑い中の寒さが身にしむ。
それを「暑いけどどこか遠くが寒い」という
わけのわからない日本語をまわりに振りまくと同時に
じつはこっそり厚着も始めている。
元々夏でも長袖なので、中に何を着ようが履こうが
あまりわからないのをいいことに。

 ひとつ咲くひとつが嬉し杜鵑草  佳音

 十三夜うなじに触るるたれかの掌  佳音

 



 

 

この季節、うなじに掌を当ててみる。(自分で)
「あたたかい」と感じたら体が冷えているということなので
首になにか巻いたり、足首や手首も保温する。
おかげでアレルギーが出る率がかなり低くなり、
喘息の発作もここ何年も無い。
(もちろん適切な投薬のおかげでもある。
 ありがとうございますドクター若カバヤネン)
月を見ながら自分が冷えていることを知ったので、
今夜はあれ着てこれ巻いて、葛根湯も飲んで寝よう。

 白湯満たすカフェオレボウル後の月 佳音

薬のために沸かした湯、紅茶が好きだった亡き句友をおもう。
漢方の粉末を含み白湯を飲む。
口中から喉、そして胸が温かい。
      
>゜))))彡


今年もありがとうございました、
また来年の月の月に。