10月8日(旧暦:九月十三日)
十三夜、天気が危うい数日で、果たして十三夜の月が
雨や雲に邪魔されないかと気になった。
日暮れて東の空、雲の無い場所を選んで月と星がいた。
ついこの前まで「暑い暑い」と言っていたと皆云うが、
わたしはアレルギー持ち歴が長いせいかなんとなく
暑い中の寒さが身にしむ。
それを「暑いけどどこか遠くが寒い」という
わけのわからない日本語をまわりに振りまくと同時に
じつはこっそり厚着も始めている。
元々夏でも長袖なので、中に何を着ようが履こうが
あまりわからないのをいいことに。
ひとつ咲くひとつが嬉し杜鵑草 佳音
十三夜うなじに触るるたれかの掌 佳音
この季節、うなじに掌を当ててみる。(自分で)
「あたたかい」と感じたら体が冷えているということなので
首になにか巻いたり、足首や手首も保温する。
おかげでアレルギーが出る率がかなり低くなり、
喘息の発作もここ何年も無い。
(もちろん適切な投薬のおかげでもある。
ありがとうございますドクター若カバヤネン)
月を見ながら自分が冷えていることを知ったので、
今夜はあれ着てこれ巻いて、葛根湯も飲んで寝よう。
白湯満たすカフェオレボウル後の月 佳音
薬のために沸かした湯、紅茶が好きだった亡き句友をおもう。
漢方の粉末を含み白湯を飲む。
口中から喉、そして胸が温かい。
>゜))))彡
今年もありがとうございました、
また来年の月の月に。