アロマハーブスクール&サロンChezClara(シェクララ)のたかしまもとこです。

いつもブログにお立ちよりいただき、ありがとうございます。

 

 

12月スタートなので没薬=ミルラについて書きます。乳香=フランキンセンスと並び、古い歴史と宗教儀式に用いられてきました。

 

 

 

 

没薬=ミルラは、乳香=フランキンセンスとともに、イエス・キリストが誕生した際に、東方の博士が持参した貢ぎ物として有名です。

 

 

カンラン科、

学名Commiphora myrrha・Commiphora molmol

英語myrrhは種小名myrrhaから。

 

 

昔から様々な儀式に活用され、優れた防腐作用を持っているので、ミイラの保存に使用されたことでも知られています。

この樹木を切って出てくる樹脂は守るとか補修するなどの治癒作用をもっています。

 

 

樹脂なので、空気に触れると固まることがあり、樹脂の中でも特に没薬=ミルラは固まります。

精油の瓶のふたがあかなくなることがしばしば起こります。

何とかふたを開けると、中ふたも一緒に外れるなんてこともあります。

 

 

バルサム調の香りといわれ、少し薬っぽい香りがします。

個人的には、守る、補修する作用があるために、こころに負った傷口を静かに修復する働きがあるように感じます。

 

 

以前、精油の学校で精油レッスンとして、没薬=ミルラだけを2時間学んだことがありました。

中でもギリシア神話の禁断の愛の末のミュルラーの物語は、少し胸が痛む内容です。

固まった没薬の樹脂をみると、乳香に比べれば赤い色です。

没薬の樹脂は、「ミュルラーの涙」とも呼ばれています。

そういった神話からも、痛みへのケアに最適ではないかと思います。

 

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