アロマコミュニケーションカウンセラーの高島元子です
先日、「表情筋機能再生セラピスト育成コース」のレッスンに参加してきました
かつて、自分もこのレッスンに通った経験があり、美容的アプローチではないフェイシャルの施術を取得したくて受講しました
今回、モデル募集に応募しました
今月10月は、この育成コースを主催する協会のスキルチェックがあるために客観的に施術を体感してみたかったことが理由です
モデルに応募してよかったという思いになりました
モデルになって受けると気がつくことは山ほどあります
セラピスト側の「圧の強さ」「手の力の抜き加減」そして「大切なスタンス」でしょうか
受けてみて、改めて感じます
自分の施術も大いに反省すべき点があります
自分の場合は、「脱力」が上手ではない!いということ
9月も10月もフェイシャルトリートメントを提供した時に思いました
「脱力」が足らない
施術前の自分の整え方、時間が足らないとこうなりやすいです
指に力が入り、施術が腕だけになってしまう
施術は全身を使うから圧を変えることができます
腕に頼るのみでは圧に変化が出しづらい
前置きが長くなりました
究極の施術によるセラピーの本質は手当だと思います
お母さんが赤ちゃんを抱くときに気持ち
手に念を入れる云々ではなく、愛おしいと思う気持ちがそっとやさしく抱きかかえることになるのでしょう
相手がペットでも同じ
「この子が大切」というスタンス
このフェイシャルトリートメントの最後にはヘッドマッサージをします
後頭部に手を当てるだけの瞬間に大きな波が押し寄せます
頭に手を当ててもらえるだけで、海に漂う心地よさ、大げさにいえば宇宙という海に浮かぶ心地よさを味わえます
それは「生まれてきてよかった」と心から味わえる一瞬の至福
たとえ香りがなくても達成できると思います
この日の最後のヘッド施術は最高最上でした
この感覚をセラピストさんが提供できていると思えたらいいと思います
原点である手当がセラピーということ
それは相手を愛おしいと思う祈りに通じる感覚だと思います
そして脱力する、自分を無にするということは「気」を整えることで達成できるのではと思います