さて、表情筋機能再生のメソッドでは、表情筋が衰える理由として、
・加齢による衰え、
・噛み癖などの生活癖、のほかに
・義歯利用などによる衰えも入ります。

母の歯は、しっかりした方ではなく、晩年は歯科医に通う姿が
印象に残っています。
(いつもまた歯医者に通っているという思いでです)
食べ物を食べる時も大口をあけられず・・・・・
笑顔もおちょぼ口で・・・・・・
そして、寝る前に義歯をはずし、長い時間歯磨きをするのが日課でした。
晩年は顔の表情も少し「能面」のようでした。
表情が乏しく感じるというのでしょうか・・・・・・・・・・

いまから、振り返れば、表情筋が衰えていたのかもしれません。
咀嚼力も弱っていたのかもしれません。
すでに他界して12年が経過していますので、
母のケアすることは二度とできません。
かかりつけ医に確認することもできません。
残念でなりません。

このようなお悩みをもつ方に巡り合えたら、
表情筋に全神経を集中して触れてみたいと思います。
母の分まで・・・・・・