私が出産した広島のクリニックは、2006年にオープンしたわりと新しいところで、周囲の評判がとても良いです。
ソフロロジー出産を取り入れていることや、マクロビの考え方を取り入れた食事、全室シックなビジネスホテルみたいな個室、などが人気の理由のようです。
お産での入院は、少々料金が高くなったとしても是非是非個室をオススメします。今回のクリニックは広島という場所もあるかと思いますが、私が東京で通っていた病院の大部屋料金より安かったです。
入院中は、産後1日目(=入院2日目)から母子同室でした。特に入院前半はほとんど睡眠がとれなかったのですが、それはまた別の機会に触れるとして、1日の生活はざっと以下のような感じでした(日によって多少違います)。
7:45 朝食 → 8時台 赤ちゃんと自分の検温&血圧測定 → 8時台 赤ちゃんの検査のためナースステーションへ → 9時過ぎ 外来での検診又は先生の回診 → シャワータイム → 各種指導やイベント(サービスエステ、森永乳業からの営業やお話、沐浴指導、授乳指導、栄養指導などなど) → 11:45 昼食 → 13:00 -20:00 面会時間(家族や友達が毎日面会に来てくれました) → 授乳状況チェック → 15:00 おやつタイム → 17:45 夕食 → 19時台 検温
そして、入院中の唯一の楽しみといえば、食事です。こちらのクリニックはマクロビの考え方を取り入れていて、ご飯は毎食玄米ご飯で、お肉や卵、乳製品は一切出ず、お魚もほとんど出ませんでした。旬のお野菜を取り入れた、健康的な食事でした。といったら、なんだかつまらなさそうに聞こえますが、これがひと手間もふた手間もかけられたお料理でおいしいんです!そして、こちらのお料理で忘れてはならないのが、週に数回朝食に出される、院長先生の奥さま手作りのパンです。クリニックのお料理がおいしいと言われる際に、パンのおいしさに触れない人はいないのではないでしょうか。手ごねで丁寧に作られるパンは焼き立てが提供されます。シンプルなものばかりですが、おそらくこれまで食べたパンの中で一番おいしかったような気がします。
朝食です。こちらが、とってもおいしいパンです。
玄米ご飯です。真ん中は大根を揚げたものです。私は揚げものを受け付けなかったので、入院中唯一完食できませんでした。
めずらしくお魚が出ました。
こちらも絶品パンです。左上はヨーグルトではなく、豆腐グルトです。
ご覧のようにシンプルな食事なのですが、基本的にナースステーションに行く以外はお部屋にこもっていたので、ほぼ毎食完食していると入院2日目の体重より最終日の体重の方が少し増えていました。
マクロビの考え方を取り入れて丁寧に作られた食事を通して、普段の食生活を見直さなくてはという気持ちになりました。