フジテレビ開局50周年記念作品、ということで宣伝にも力が入っていますね。
万が一内容がイマイチでも、景色は楽しめるだろう、という失礼な思いを胸に、劇場へ観に行ってきました。
ストーリーはざっとこんな感じです:
イタリアに着任したばかりの外交官 黒田(織田裕二)。やり手だが性格に難ありな人物。イタリアでのG8サミットを目前に控えたクリスマス数日前、母とイタリア旅行中の日本人少女が誘拐された。連絡を受けた日本大使館は、少女が行方不明になった美術館に着任後のウォーミングアップとして黒田を派遣する。ほどなくして、母親(天海祐希)のもとに、誘拐犯から脅迫電話がかかる。イタリア語を解さない母親は、黒田に電話をかわる。「誰だ」そう犯人に聞かれた黒田は咄嗟に答えた、「娘の父親だ」
黒田はこの事件に深く深く関わっていくことになる・・・そしてある時気づいた、この誘拐事件はG8に出席するある人物を標的にしたテロの序章であることを・・・
2時間強の映画、まったく退屈することなく観れました。ツッコミどころもあるかもしれませんが、私としてはかなり満足です。景色ももちろんとっても綺麗でしたが、思ったほど景色のオンパレードという感じでもなく、そこがかえって贅沢な気がします。
この映画の織田裕二、とってもかっこ良かったです。
それにしても、世の監督は”走る”織田裕二を撮りたくなるものなんですかねぇ。