東北六魂祭 沿革 ①

 


2010年(平成22年)12月4日東北新幹線八戸駅から新青森駅まで延伸することで、「東北6県都」全てが新幹線で繋がれるのを前にした同年2月15日、「東北6県都」で開催されている6つの夏祭り(青森ねぶた祭盛岡さんさ踊り仙台七夕まつり秋田竿燈まつり山形花笠まつり福島わらじ祭り)の実質的な主催者である6つの商工会議所が宮城県仙台市に集まり、共同で情報発信や誘客事業をして観光客の周遊を目指す初めての組織「東北夏祭りネットワーク」が結成された。2011年(平成23年)2月3日、「東北夏祭りネットワーク」に加盟する祭りを県庁所在地に限定しないことになり、加盟する祭りが35に拡大された。



同年3月11日東北地方太平洋沖地震東日本大震災)が発生。多数の死者・行方不明者・負傷者を出し、避難所には一時45万人以上の人々が避難した。鉄道や道路が寸断され、被災地を含む東北6県は物流が停滞して物不足が発生するが、特に燃料不足が深刻で、営業しているガソリンスタンドが東北6県の全3866店の4.8にあたる186店にまで落ち込んだ。停電と燃料不足から暖房が充分に行えず、高齢者が低体温症から死亡するという二次被害も報告された。



マスメディアを通じて被災地の悲惨な映像や、進行する東京電力福島第一原子力発電所事故の情報が次々流れる中、日本は「国難」に直面しているとして日本全体に自粛ムードが広がり、被災地のみならず被災地以外でもシーズン中の花見イベントを初めとして祭りやコンサートなどの中止が次々発表された。