会津田島祇園祭 会津田島祇園祭の流れ ⑥

 


7月24日


帰座の神事(きざのしんじ)

お党屋本では、宮本へ呼使いを出し、宮司を党本に招いて昇神(しょうしん)の神事を行ったのち、宮司の手で神棚の一切を取り払う(神棚こわし)。神棚に供えてあった赤鯛は2尾のうち1尾は神社へ、1尾は党本でこのあと直会の時に吸い物にする。「御鉢米神事」の米はに詰め、赤飯と共にこれも神社に届ける。終了後、直会となる。

 

 

諸道具引譲り

「神棚こわし」のあと、「請取り」の党屋組を招き、祭礼の諸道具一切を1点ずつ品改めをしながら渡し、終われば両党屋組共に神酒を汲んで談合する。これによりお党屋組みが引き継がれたことになる。

 

 

御幣奉鎮の神事

御党屋本の「神棚こわし」「諸道具引譲り」等が一通り終わると、神社へ納めるべき神幣、注連縄類、榊、掛軸等諸道具、神餞物等一切を持参し、党屋全員は紋付羽織を着用し、特に党本は21日依頼の神幣を自ら持参して神社へ納付する。神幣は本殿に奉納され、社務所で神酒を汲んで辞去すれば、党屋組の神事は終了する。

 

 

太々御神楽奉納

後述

 

 


7月24日 - 1月15日

この間、諸道具引譲りにより引継いだお党屋組みが準備を行う。