田楽 歴史田楽 歴史 文献史料に残された田楽と、今日に伝わる郷土芸能の田楽には開きがあり、時期によってその中身に変化があったと考えられる。田楽の文献史料では992年の『和泉大鳥社流記帳』が最も古いとされるが、史料的にやや疑問がある。次いで古い記録には、998年の『日本紀略』に京都松尾神社(まつおじんじゃ/まつのおじんじゃ)の祭礼で山崎の津人が田楽を演じたという記録がある。