芋煮会 歴史 年表 ③
l 2008年(平成20年)
o 6月14日、「岩手・宮城内陸地震」が発生。
o ドイツ・デュッセルドルフ市で「ライン川 欧州一の芋煮会」が開始。
l 2010年(平成22年)
o 9月、「風とロック芋煮会」(前夜祭:19日、本祭:20日)が福島県 耶麻郡(やまぐん)北塩原村(きたしおばらむら)(裏磐梯(うらばんだい))で開催された。ロック・フェスティバルと芋煮会を融合したイベントであり、これ以降、同県内において様々な形態で毎年開催。
o 10月23日、旧栗駒町(くりこままち)公民館跡地(宮城県栗原市)において、宮城・山形・秋田の3県が参加する「栗駒山麓三つ巴 芋煮の陣」(2012年の第3回より福島県も加わって「奥州統一 芋煮の陣」に改称)が開始。「岩手・宮城内陸地震」を機に、復興と若者の交流を企図して、芋煮文化がある東北各県で持ち回り開催されている。
l 2011年(平成23年)3月11日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生。被災地の避難所等において、芋煮の炊き出しをする団体が多数見られた。
l 2013年(平成25年)、旅行雑誌「旅の手帖」(交通新聞社、2013年10月号)において「日本三大芋煮」が紹介された。それらは、
山形県東村山郡 中山町(なかやままち)の「芋棒煮」「芋煮」
島根県 津和野町(つわのちょう)の「芋煮」
愛媛県 大洲市(おおずし)の「いもたき」
だった。これを受けて3市町は連携し、芋煮を通じた食文化の交流や観光振興を図っている。
l 2018年(平成30年)11月4日、寒河江市商工会(山形県 寒河江市(さがえし))主催で、宮城県仙台市の都心部にある錦町(にしきちょう)公園にて「東北芋煮サミット」が開催された。青森県を除く東北5県の芋煮が提供されたが、具材のサトイモは寒河江市の子姫芋を用い、また、同市の様々な物産の販売ブースが並んだ。2014年より『さがえ芋煮まつり in 仙台』として同園で開催してきた、寒河江芋煮、仙台風芋煮、イタリアン芋煮等を集めた芋煮会イベントだった従前の内容を一新・改称し、また、長年に渡って寒河江市が仙台市内各地で開催してきた「さくらんぼの種吹きとばし大会」も組み込んで開催した。