竿燈 祭りの流れ 夜竿燈

 

· 竿燈のメインは、夜に行われる竿燈である。小雨決行だが雨量が多いときは中止となる。

 


· 竿燈大通り(二丁目橋山王十字路の間)で行われている。昔は、大町や茶町(ちゃまち)、通町などで行われ、街灯、電線の設置や観客の増加に伴い、楢山グラウンド、土手長町(どてながまち)、広小路、千秋公園、山王大通り、新国道などと転々としてきた。

 


· 多くの町内、企業が参加し270本以上の竿燈に灯が灯り、光の稲穂の競演が始まる。途中2回の移動を行い、計3回の演技を行う。3回目終了後は「ふれあい竿燈」があり、実際に小若、幼若(ようわか)の竿燈を持ったり、大若と記念撮影をしたり、太鼓を叩いたりできる。

 


· 大半の町内にはスポンサーがついており町内の竿燈とスポンサーの竿燈を上げているが、スポンサーをつけない町内もある。中でも川反(かわばた)五丁目竿燈会は川反の店舗の協力で行っており、垂れ幕を下げて演技を行っている。

 


· 観覧席や沿道の上にはロープが張られており、倒れても被害が出ないようになっている。2010年までは提灯も飾られていたが、東日本大震災による節電対策で撤去されている。

 


· 夜竿燈で使用されて短くなった蝋燭は、安産祈願のお守りとして配られている。