平川ねぷた 特徴

 


平川ねぷたの特徴としては、各団体毎に違う囃子流し踊り・トリを飾る世界一の扇ねぷた等がある。囃子は弘前ねぷたのものを速くしたものが基本であるが、弘前ねぷたよりのゆったりとしたものや、尾上地域には黒石ねぷたの囃子を使用する団体もある。囃子にあわせて掛け声も「ヤーヤドー」または「ヤーレヤーレヤーレヤ」が混在している。



流し踊りはねぷたの前を黒石よされに似た踊りを囃子にあわせて踊る。これも各団体毎に衣装や踊り方違う。



世界一の扇ねぷたは、平成10年12月27日に旧平賀町民の善意により完成。高さ11m、幅9.2m、奥行き4m、重さ約3tの大きさを誇り毎年トリを飾って運行される。ねぷたの前を花嵐桜組(はなあらしさくらぐみ)が踊り、祭りの最後を盛り上げる。ねぷた絵は人の肌の部分以外は水墨画となっている。その大きさ故の迫力は青森ねぶたや五所川原立佞武多と並び人気を集めている。また、平川市役所隣の常設展示場にて年中見学することができる。現在は平川市・世界一の扇ねぷた運行実行委員会により管理・運行されている。