青森ねぶた 起源・歴史 

 


ねぶた作りは、


1  題材の決定

2  設計図となる下絵を描く

3  各パーツの製作(送りなどの製作)

4 パーツ類を配置する為の骨組み

5 明かりを内側から灯す為の電気配線

6 針金の表面を覆う紙貼り

7 紙の上に黒いフチや線を描く書割り

8 着色時の色の混濁を防ぐロウ書き

9 白地に彩色する色付け

10 持ち上げて台車に設置する台上げ


というこれらの10の工程を経て完成する。




現在では最大サイズとして幅約9m、高さ約5m、奥行き約7mと言う規定がある。なお、明治から大正にかけてのねぶたは現在のものより背が高く、立った姿勢であった(写真が現存しており確認可能)。電気の普及により張り巡らされた電線を避ける目的で姿勢を低くして現在の形へと姿を変えていく中で前述した大きさの規定ができた。