相撲 相撲の歴史 飛鳥時代
· 『日本書紀』の皇極天皇元年(642年)7月12日(旧暦)に「乙亥 饗百濟使人大佐平智積等於朝 或本云 百濟使人大佐平智積及兒達率 闕名 恩率軍善 乃命健兒相撲於翹岐前」とある。百済の「大佐」(太政大臣クラス)の使者と、先に亡命していた王族の翹岐をもてなすため、健児(こんでい・ちからひと)に相撲を取らせた。
· 『日本書紀』の天武天皇11年(682年)7月3日(旧暦)にも「大隅隼人与阿多隼人相撲於朝庭 大隅隼人勝之」とあり、7世紀には、7月に相撲が行われていたことがうかがわれる。