南蔵院 釈迦涅槃像の御身拭い(Yahoo!ニュース)


福岡県市の篠栗町の篠栗四国霊場総本寺、南蔵院(林覚乗住職)で26日、釈迦涅槃像の御身拭いがあった。ぼたん雪が舞う中、僧や門徒ら約200人が、ほこりを丁寧に落とした。


林覚竜副住職らが長さ約7メートルの竹ザサで顔を清めた後、法被姿の門徒らが、さらしで胴体や脚などを拭き上げた。参拝客らは手を合わせて新年の無病息災を祈っていた。


横たわった姿から「寝ぼとけさん」の愛称で親しまれる涅槃像は全長約41メートル、高さ11メートル、重さ約300トン。ブロンズ像としては世界最大級という。11月末、95年の建立以来初の「化粧直し」を施した。